ボストン広域生活での出来事

Boston Cover Woodpecker

投稿者: Taka Page 14 of 17

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航空会社の遅延理由 – アメリカン航空 –

米国内の国内出張は仕事柄多い。いくつか航空会社を利用したが、アメリカン航空の遅延理由があまりにも「驚き」だったのでちょっと整理しておきたい。

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Crew Rest Delay

ん?

まず、最初の感想。

その名前の通り、フライトクルーが休憩をするために発生する遅延。

過去、2度経験があり、いずれもアメリカン航空。

Crew Rest Delay前日の最終便到着が何らかの理由により遅延し、その結果翌日朝搭乗するクルーが十分な休養がとれないために発生する遅延

確かに、寝不足でフライトされても困るし、安全第一でお願いしたい。しかしながら、当然乗り継ぎ便がある人は大きな影響を受けるわけである。機材不良のような機械的なものならまだしも、クルーであれば他のクルーが代打するなどできればと思うのですが、おそらく経路や経験などの観点からそうもいかないのでしょう。

私は目的地までの直行便でしたので遅延以外の影響はありませんでしたが、乗り継ぎ便の時間が短い人はアナウンスされており、別の便への変更を案内されていました。

First Officer Arrival Delay

これも驚き。

First Officer Arrival Delay「First officer (副操縦士) の到着が遅れているために発生する遅延」

出発時刻になっても到着しないわけで、当然間に合いません。Crew Rest Delay の打撃だけでなく、この First Officer Arrival Delay が今回のフライトでは発生し、さらに遅延したという状況。

もちろん予期せぬ状況で遅延してしまい、クルー調整ができずというのはあるのでしょうが、もう少し人材調整ができるといいのになぁと思うのでした。

Foreign Transaction Fee / 外貨取扱手数料

米国のクレジットカードと日本のクレジットカード、いろいろ仕組みが違う。

その中のひとつに Foreign Transaction Fee (フォーリン・トランザクション・フィー) というのがある。

Foreign Transaction Fee 米国外で外貨支払いをした場合に決済額に上乗せされる手数料

つまり日本の外貨取扱手数料である。

アメリカ国外で利用する予定がない人は意識する必要はないが、例えば隣国のカナダで利用する場合には影響する。そして、クレジットカードによってこの手数料が 0 のものから 3% 程度までかかるものがある。

米国生活をはじめた当初、あまり意識していなかったけれど、英国に行って利用した際にカード利用明細が届いてかなり驚いたことがある。3% の上乗せ手数料は、複数日滞在中のホテル決済などに上乗せされると、正直バカにならない。

ということで海外利用する予定がある人は、確実に1枚はインターナショナルトランザクションフィーが 0 のカードを持っておく方が良い。

米国生活が浅く、クレジットスコアが低いと審査がなかなか通りにくい。しかし、個人的な感覚としては Bank of America の銀行口座を保有し、3〜6ヶ月程度給与振込や残高をある程度保有しておくようにしておくことで、他のカードよりも比較的短い間で取得できるように感じる。

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残念ながら、日本人がまず取得しやすい以下のカードはこのインターナショナルトランザクションフィーはすべて 3% である。

なお、調べた限りでは日本国内発行のクレジットカードは、各カード会社や国際ブランドが定めた為替レートと外貨取扱手数料が適用されるようである。

参考

HiltonカードCiti®とAMEXの比較

(2017/6頭の時点で Hilton カード Citi®︎は新規会員受付を終了してしまったようです)

Hiltonカードを検討するにあたり、強調されているポイントを気にして AMEX が気になっていたけれども、何か違いが他にもあるのではないか?と思い比較してみることにした。実際、異なる部分があり、Citiカードの方もメリットがあることがわかった。

比較表は以下の通り。

Citi® Visa  American Express
Citi® Hilton HHonors™ Visa Signature® Card Citi® Hilton HHonorsTM Reserve Card Hilton Honors™ Card from American Express Hilton Honors™ Surpass® Card from American Express
Annual Fee No Annual Fee USD 95.00 No Annual Fee USD 75.00
Points –
Hilton Portfolio
6x 10x 7x 12x
Points –
Airlines
Car rentarls
2x 5x 3x 3x
Points –
US supermarkets
US gas stations
3x 3x 5x 6x
Points –
US drugstores
3x 3x 3x 3x
Points –
US restaurants
2x 3x 5x 6x
Points –
All other purchases
2x 3x 3x 3x
Immediate Status Silver Gold Silver Gold
Higher Status Gold

– after 4 stays within your first 90 days of account

– $20,000+ in a calendar year

Diamond

– $40,000+ in a calendar year

Gold

– $20,000+ in a calendar year

Diamond

– $40,000+ in a calendar year

Annual Bonus Points 10,000

– $1,000+ on stays within the Hilton Portfolio

Annual Free nights 1 weekend night

– $10,000+ in a calendar year

Foreign Transaction Fee 3% None 2.7% 2.7%
 Link  Link  Link  Link  Link

前述の通り、ポイント倍率だけをみると AMEX が全体的には良いのであるが、飛行機の購入にあてたい場合には、CITIのReserveが5倍になるので何にカードを使うかによってはCITIが良い場合もある。

加えて、CITIの場合には年間利用額に応じてボーナスポイント (年会費無料のSignatureカード) や週末一泊特典 (Reserveカード) があるので、Hilton をよく利用する場合には個人的にはCITIの方が良いのではないかと思う。

あとは、特に年会費無料のカードでCITI/AMEXのどちらでも問題ない場合には、入会時にキャンペーンをしているのを狙う方が良いかと思う。

http://hiltonhonors3.hilton.com/en/earn-use-points/credit-cards/index.html

Long Island Rail Road のオフピークとピーク

Long Island Rail Road (以下 LIRR) に限らずだが、アメリカではいたる公共の交通機関において

  • オフピーク
  • ピーク

という考え方がある。この時間帯によって電車賃が変わるので無視することができない。基本的にピーク時間の方が限定されている時間帯なので、そちらを理解すれば、それ以外はオフピークととらえればいいのであるが、この「ピーク」時間を理解するのが少々厄介な部分がある。

  1. 基準駅への到着時間が A 時から B 時まで
  2. 基準駅からの出発時間が X 時から Y 時まで

LIRRにおいての「指定駅」は NYC terminals なので JFK からくる LIRR においては PENN Station が基準駅となる。2 についてはいわゆる下り列車で、出発時間を見ればいいので時間帯さえ理解すればわかりやすい。しかし、1 については上り列車で、到着時間を調べて判断しないといけないので、時刻表などを見ないとわからない。極めて厄介である。

以下が LIRR においてのピーク列車となる

LIRR PEAK OFFPEAK※ 平日および特定祝日が対象

JFKから移動して乗車する限りにおいては、朝の9:30にJamaicaを出発する列車などでない限りピークとはならないので、よっぽど早朝の国内線で移動して来ない限りは、基本的にオフピークとなると思う。例えば、ボストン発を見ると JetBlue の最初の2便は9:00前にJFKに到着するので、ピーク対象となるが、それ以外はオフピークで移動できる。

どうしても不安な人はピークチケットを買えば問題にはならない。ちなみに金額は以下の通り。

  • Jamaica – PENN Station
    • オフピーク: USD 7.25
    • ピーク: USD 10.25

 

JFKからNYCまで ~AirTrain + LIRR~

JFK から NYC Manhattan まで移動する方法はいくつかある

  1. TAXI
  2. UBER/Lyft
  3. Shuttle Bus Service (e.g. NYC Airporter)
  4. AirTrain + Long Island Rail Road (LIRR)

荷物が多い場合、子連れの場合などは 1 か 2 がベストだが、荷物を自分で運べる場合で電車での移動が好きな人は 4 がオススメ。

理由

  1. 経済的に安い
  2. 道路渋滞に影響を受けず、1時間以内で Penn Station までいける

経路

  • JFK → Jamaica → NY Penn Station
  1. JFKの各ターミナルから AirTrain の案内を頼りに移動


  2. 【重要!!!】ここでは必ず掲示板赤色表示されるJamaica Trainに乗車する。同じホームから緑色表示のHoward Beach TrainAll Terminal Loop Trainも出るのでそれらは無視して次にくるJamaica Trainを待つべし。たまにFederal Circle Trainもくるが例外的にFederal Circleで乗り換えしなさいと言われない限りJamaica Trainを待つ。

  3. Jamaica 駅にて AirTrain 分のチケットと Jamaica → NY Penn Station までの LIRR (Long Island Rail Road) チケットを購入。(LIRRの自販機であれば一括購入できるみたいだが試せていない)

  4. 続けて、AirTrain のチケットを購入。カードにチャージするときは $5.00。(2019年後半から値上げしたため $7.50)

  5. ゲートを AirTrain の切符でくぐる

  6. NY Penn Station 行きのプラットフォームを確認し発車時刻まで待機


  7.  乗車。自由席なので好きなところに着席。

  8. 車掌が切符の見回りに来るので、駅で購入した切符を提示。モバイルアプリで購入していた場合には、チケットをアクティベートして画面を提示。

  9. Penn Station まで2〜3駅、20分程度の乗車。

日本の電車乗り換えと比べれば、ホームの構造も複雑ではないので簡単。切符の買い方が迷ってしまうが、そこがクリアできれば問題なし。

モバイルアプリで LIRR のチケットを買う場合、 AirTrain で Jamaica に移動している間に買っておいて、時短することも可能。LIRR のチケットアプリについてはまた別途。

車検 Car Inspection

日本の車検とは異なり、アメリカ・マサチューセッツ州では毎年車検 (Car Inspection) を通す必要があります。

この米国車検、車検マークの出ているガソリンスタンドで実施することができる。どこで実施しても OK。普段から近所のガソリンスタンドでこのマークが出ているところを覚えておくと、その時期になったときに行きやすい。

MASS CAR INSPECTION SQUARE

毎年3月がこの車検時期で、今回は土曜日の日本語学校に登校させた後に作業してもらうことに。

  • ガソリンスタンド到着
  • Car Inspection 依頼
  • 一台作業中とのことなので 5 分待ち
  • USD 35 現金払い (クレジットカードだと USD 36)
  • 5分後終了

あっけないです。

検査はとても簡易でよっぽど混んでない限り、ついてから10分もあれば終了します。

レポートは以下のとおり。右下の部分が車に貼られるもので、次回の Car Inspection がわかるようになっています。

Vehicle Inspection Report 2017

言い換えると、州で定められた項目が満たされているかをチェックするだけなので、車そのものの整備は普段から別の方法でやっておく必要があります。

自動車重量税 – MOTOR VEHICLE AND TRAILER EXCISE TAX BILL

毎年2月になると、City/Town から Excise Tax Bill が届く。直訳すると、物品税であるが、意訳すると自動車重量税の請求書となる。

City/Town によって恐らく支払い方法は異なると思うが、私の居住する City/Town においては以下の支払い方法が選択可能。

  1. Personal Check – 小切手
  2. Money Order – 小為替
  3. Online Debit Card
  4. Online Credit Card

それぞれ手数料や送料などがかかるので、自分にとって最適なものを選べば良いが、Online の Debit Card 払いが一番手数料が安いので、私はそれで対応。

支払いはとても簡単。日本でも是非、柔軟な対応方法ができるようになることを願う。

City/Town のホームページから Online Services に移動し、Bill Payment に移動。そこでアカウントログイン、初めての場合は新規開設(オンライン登録が簡単に対応可能)し、自分のアカウントページより請求書番号を照合することで支払いが可能

私は自動車を一台しか保有していないが、恐らく複数自動車を保有している場合でも一回の支払いで複数の税の支払いが可能。City/Town の支払いページにてカート(お買い物カゴ)機能があり、一度そのカートに入れてから決済に移動するので、そのように理解。

負担額

  • 小切手、小為替の場合には、郵送料
  • Debit Card の場合には手数料
  • Credit Card の場合にも手数料

Credit Card は手数料が上乗せされるケースがあり、この税金払いも同様。よって、Debit Card での支払いの方が比較的安く対応できる。

さて、この Excise Tax の額であるが、車の価値に合わせて変動されるらしいので、新車の場合と、年季の入った車によって異なってくる。私の保有者は 2009 年の8年目モデル (Pre-owned car) のため比較的安い (と思われる)。

  • 税額: USD 56.25
  • 手数料 (Debit Card): USD 0.25

別途、Car Inspection で USD 35.00 程度支払う必要があるため、年間合計 USD 100 程度の負担。

ということで、本年の自動車重量税の支払いは終了。

 

 

Starwood Preferred Guest クレジットカード

米国生活をはじめたばかりの外国人にとって、メリットのあるクレジットカードに入るのは実は大変。クレジットヒストリーを構築してからでないと審査が通らないのである。

  1. ANA USA カード
  2. Bank of America Cash Rewards
  3. Bank of America Travel Rewards

ステップを踏んで、ようやくこの3つのカードを保有。アメリカ国内出張がそれなりにあり、ホテル滞在も多いので「トラベル」という軸で大きなメリットがあるものとして選んだのが、これ。

Starwood Preferred Guest American Express Card

https://www.americanexpress.com/us/credit-cards/card/starwood-preferred-guest/

starwood-preferred-guest

  1. SPG グループは他のチェーンと比べて上級会員までに到達しやすい
  2. カードメンバーになると5泊分と2滞在分のクレジットが加算され、さらに到達しやすくなる
  3. 外貨利用手数料が無料
  4. SPG チェーン滞在時のスターポイントが最大5 point/dollar(SPGメンバーポイントが2〜3 point / dollar、加えてカード利用ボーナスポイントが2 point/dollar)
  5. Marriott チェーン滞在時のカード利用 SPG ボーナスポイントが2 point/dollar
  6. Boingo Wireless が無料で利用可能 (Boingo American Express Preferred Plan Wireless)
  7. 年会費 95 ドルと比較的リーズナブル
  8. カード発行後3ヶ月以内に 3,000 USD 利用で SPG ボーナスポイントが 35,000 ポイント (期間限定)

申請と審査はオンラインで即座処理。無事審査も通り、晴れて SPG AMEX メンバーに。

さぁ、これで ANA USA Card の解約ができる。

アメリカン航空 Platinum status challengeプロモーション

きっと、いつか来るだろうとじっくり待ってたらようやく。

航空会社プロモーション

米国系航空会社は、会員に対して様々なプロモーションを送ってきます。恐らく一時期集中的にアメリカン航空に搭乗していたためかと思いますが、特にアメリカン航空からのキャンペーンが私にはよく届きます。

過去にはこんなものがありました。

  • Gold status challenge
    期間限定で Gold status を提供。その限定期間中に 7,000 EQM 達成すると次年度末まで Gold を保持できるというキャンペーン。
  • Gold status by fee
    会費499ドルを支払うことで次年度末まで Gold status を保持できるキャンペーン。

色々情報を調べていると、ターゲットパーソナライズキャンペーンはよくやっていることがわかるので、メリットのないもの(例 Gold status)には反応せずに気長に待ってました。

このキャンペーンはいわゆる Status Challenge と呼ばれるものと同等で、アメリカン航空は他航空会社でかつ他アライアンスのステータスを持っている人がコールセンターに電話すると、会費をいくるらか支払うことで対応してくれたりします。

キャンペーンが届かない人でも、頻繁に乗ることがわかっている人は、会費対応の Status Challenge も「あり」ですが、少なくとも Platinum に到達しないと恩恵があまりないので Gold 狙いならやらない方がいいでしょう。

ということで、これから Platinum status challenge 。約3ヶ月で 12,500 EQM。Boston → New York は 500 EQM 換算なので、もしこの路線だけで考えると、12.5 往復しないといけません。

さて、果たして達成できるのでしょうか。

賃貸家賃契約交渉

アメリカでの家賃契約は基本一年単位となる。そして、市場価格に合わせて毎年値段が変わり、居住地域の物件相場は上昇傾向が続いているので、基本的には増加する。

目次

契約更新の通知

私の賃貸物件は60日前通知であり、3月中旬契約のため、12月末に更新後の改定家賃の案内が届いた。

月々の家賃増加分: 187ドル

年間 2,244ドルの負担増ということになる。これが安いかどうかは個人差があると思うし、そもそも元の家賃はいくらなの?という質問があると思うが、そこは割愛。

アメリカ物件の広い家!というわけではなく、大型集合住宅(でもアパートと呼ぶ)で、驚くくらい家賃は高いが、引越し費用や条件のより物件を見つけるのはそれまた困難。よって、基本的にはこのまま住みたいのであるが、増加した家賃をそのまま受け入れるわけにもいかないので、家賃交渉となるわけであるが、さてどのようにしたものか。

あらためて、居住アパートは日本の数部屋のようなものではなく、全体で何百もある日本でいうところの大型集合マンションである。家賃交渉はリーシングオフィス(契約事務所兼サービス事務所)にて行う。

戦略

さて、どのようにして交渉するのが良いだろう。

  • メンテナンス記録の整理
    • 幸いポータルがあり、メンテナンスはすべてそこで確認できるので、記録を印刷し、ポイントとなる部分にハイライトやコメントを入れ持参
    • 本来くるはずのスケジュールメンテナンスが連絡なしキャンセルされ、何度も依頼してようやく解決した点
    • 害虫が頻繁に発生し、何度も殺虫剤対応してもらった点
    • トイレやバスルームにて漏水があり一度で解決されず、加えて何度も放水された点
  • 公共料金
    • 結構月々の料金や利用料のピークなど不明な部分があるので、それも印刷して持参
  • 会話
    • この施設はとてもいいね!というポジティブから入り、マイナス点からはじめない
    • とりあえず褒める
    • 事務所の人々が親切でとても助かっていることも強調
    • 基本的にはまだいつづけたいんだよねということをしつこいくらい言う
    • そのあと増加分が多すぎて困っているんだよねと話をはじめる
    • とってもいいんだけど、事実としてメンテナンスでの対応もいくつかあるし、増加率も大きいので検討してくれないかと相談する

実践

2017年1月4日 – まず最初の会話

昨年契約してくれた時の担当と会話したい、と事務所にいくとなんと、その人はもういないとのこと。よく会話もしていたし、会話しやすかったのに、初っ端から想定外の出来事。

その場で気を取り直し、会話をした担当と会話することに。

計画通りの会話で進めて、実際に「では資料も含めて持ち帰って24時間程度で連絡するね」ということで会話は終了。正味10分くらい。

2017年1月6日 – メールにて連絡そして返答

月々の家賃増加分: 187ドル → 165ドル

メールでの一報あり。簡単にまとめると以下。

Hi [父の名前]

「市場調査による相場からすると現在提案の家賃 (つまり+187USD) は良いオファーである。とはいいつつも、継続滞在してほしいレジデントであり、サービスヒストリーの状況も理解できるし、特に害虫被害は僕も不快に思うのでよくわかる。よって、165ドルの増加を改めて提案したいと思う。」

なぜか宛先が私の父の名前になっていて、本文には家賃を再検討してくれた金額が含まれていた。初期交渉にて月22ドル分の減額交渉成立。

さて

あらためて交渉。メールで返答。名前を間違えたのは、気にしなくてもいいよ、といいつつも気持ち値段をすごし下げてくれることを期待しつつ。

「ありがとう!とても助かるよ!だけど、私たちは増加率は x % 程度を許容範囲として考えていたんだ。今の提案は z % でまだギャップがある。水道メンテナンスの件もあるし、もう少し検討してくれないかい?

あと、そうだ。全然気にしていないし、外国人の名前は難しいのはよくわかるけど、僕の名前は [父親の名前] ではなくて [TAKA] だよ。多分、保証人の名前を拾ったんだね。」

2017年1月7日 – 再びメール連絡

月々の家賃増加分: 187ドル → 165ドル → 155 ドル

メール連絡あり

「名前間違えて申し訳ない。連絡もらった件だけど、残念ながら x % 増加までは持って行けないが、最終提案価格として 155 ドルの増加までできるよ。これでどうだい?是非、継続滞在してもらいたいけど、市場価格を考えるとこれ以上の金額調整は難しいよ。どうだろう、改めて検討してくれないかい。

そうだ、カーペットのクリーニングを無料サービスでつけられるから、それも踏まえて検討してくれるかい。」

さて、最終提案価格と言われたけど、もう一度チャレンジしてみることに。そして、自分の名前を間違えたことを伝えたけど、私自身が担当者の名前をミススペルしていたことも自分で気づいてしまった!ということで。

「僕の名前のことは気にしなくていいよ。それより、こちらこそ申し訳ない。君の名前を [E] としてしまったが、本当は [A] だったね。名前に関してはこれで 50/50 だね。

どうだろう、ここはイーブンとして最後、25ドル増加分を調整してくれないかい?そうすると家賃の末尾も50になるし (つまりこの時点での月々家賃末尾は75)、この50/50にちなんでるよね!加えて、今の家賃は ODD Number (奇数) になってて、あまり好きじゃないから、この調整で EVEN Number (偶数) にもなるし、良いことだらけだ。対応してくれればいつでもリーシングオフィスに行って契約するよ。」

実はこのメールで、25ドル分の調整はでて来ないということも想定し、でも少しでも落としてもらえることを期待しての文面を構成していた。

2017年1月8日 – 改めてメール連絡

メール受信

「前のメールで伝えた通り、すでに市場価格よりも良い提案額になっているし、そのディスカウントはできない。本当の本当の最終価格として、150ドルの増加を提案するよ。是非、このまま継続滞在して欲しいけど、もう、これ以上は下げられない。」

もうここが限界かなと判断。ということで、

「[A]、ありがとう。これで契約更新するよ。どのような手続きをしたらいいか、連絡くれるかい?

あとカーペットのクリーニングもどのような流れになるか連絡くれるかい。」

もちろん、一つ前のカーペットクリーニング無料サービスについては抜かりなく。

契約更新

月々の家賃増加分: 187ドル → 165ドル → 155 ドル → 150ドル

年間家賃負担増: 2,244ドル → 1,800ドル

オンラインのフォームにて再契約。その後メールでやりとりし、カーペットクリーニングの方法も確認。

さて、また一年後に契約更新があると思うと、毎年毎年の家賃増加をできるだけ抑えるのが重要だなと改めて認識。何事も交渉ごとですね、この国。

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