ボストン広域生活での出来事

Boston Cover Woodpecker

月: 2016年4月

Bank of America – Maintenance Fee

バンク・オブ・アメリカ口座は Interest checking account という残高に応じてステータスが変わるやつにしている。

この口座の場合、Checking/Savings/Money Market Savings の月末残高トータルが 10,000 下回ると 25 ドル請求される。

今月その25ドルが請求されていた。口座には10,000ドル入れていたはずなのだが。

ということで、Bank of America に行って直接会話。

口座には残高あったんだけど、なんで引かれてるの?

担当が口座を確認。

初回の手数料だから、私の方でその25ドル戻しておいたから。今後残高残すように気をつけてね。

との対応でその25ドルはバック。担当の一存でできてしまうのが、まぁなんとも。

ということで一件落着。

小児科 (Pediatric) 問診、身体と予防接種

保険が間に合うかどうかギリギリな状況であったが、前日になんとか間に合い、全額払い事後精算はなんとか免れた。詳しくは前回のブログ「小児科 (Pediatric) 予約」にて。

さて予約当日、家族全員で小児科訪問。以下が目的。

  • 身体測定 – Physical
  • 問診 – Annual Health Check
  • 予防接種 – Immunization

日系人の先生であったが、日本語は会話できないので、すべて英語で対応。

身体測定

  • 測定器はアナログ式
  • 身長はマニュアル式のレバーを落としてくるやつ
  • 立ち方も指示されるが最後まで正しくガイドしないためだいたいで計測
  • 体重は昔ながらの重りを左右に動かして平行にして計測

問診

かなり想定外のことも聞かれたり説明されたりする

  • アレルギーはあるかどうか
  • 過去に大きな病気はしたかどうか
  • たばこを吸うかどうか → おい!
  • 蚊の季節がくるから Deet のような虫除けをよくすること → Deet ってインドとかアフリカの時にしかガイドされないと思ってた
  • 森の中に入る時には特に虫除けできる服を着て、また虫除けは服の上からもしておくこと
  • 鉄砲を道端で見つけたらどうするか → 絶対に触らないこと

なんとなく、米国における生活習慣についてのアドバイスなどもされた印象

予防接種

母子手帳と、その情報を印刷して自分たち自身で英語で補助したものと、かつマサチューセッツ州で必須とされているリストに記入したものを持参。これをベースに何が不足していて、何が足りないかを医者およびナースが判断。

入学に必須とされている予防接種の中で小学生の下の子は3種、高校生の上の子は4種必要。

  • IPV (Inactivated Polio Vaccine) – 不活性ポリオワクチン
    • 3回以上接種必須
    • 日本での必須予防接種回数より1回多いため
  • MMR (Measles/Mumps/Rubella) – 麻疹、おたふくかぜ、風疹の三種混合
    • Mumps (おたふくかぜ) の必須予防接種回数が2回であり、かつ Mups 単独の予防接種がないため改めて三種混合
  • Tdap (Tetanus/Diphtheria, Pertussis) – 破傷風、ジフテリア、百日ぜきの三種混合
    • 日本でのDTPの必須予防接種回数より1回多いため
  • Meningococcal – 髄膜炎
    • 7年生以上1回接種必須

さて、今日何本打ちますか?との質問。1日で全部打ってもいいし、後日再訪問でも OK とのこと。何度もくるのも面倒で痛いので全部当日接種することに。

高校生 – 右腕2本、左腕2本、合計4本

小学生 – 左腕3本、合計3本

大人も体験したことのない世界です。よくがんばりました、子供達。

ちなみに Hepatitis B (B型肝炎) もマサチューセッツ州では3回接種必須。数回日本で接種してきており、スケジュールとしてまだ接種できないためそれは次回に繰り越し。もし日本で受けていなかったら、まさかの5本接種だったのか???

恐るべしアメリカ

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関連: 小児科 (Pediatric) 予約

小児科 (Pediatric) 予約

学校入学にあたり以下の情報が必ず必要になる

  1. 必須ワクチンの接種とその証明書(英文)
  2. 身体測定とその証明書(英文)

 

先日の小学校・高校編入手続きの際、特に予防接種については母子手帳(英語の補助説明あり)をベースにいろいろ説明をしたものの、やはりこのあたりの書類を英文で必要ということとなり、加えて接種できていないワクチンもあったため小児科探しと予約を。

学校の方でも近隣の Pediatric のリストは持っているので、一番簡単なのはそのリストにある先生を訪問する方法。

私たちの場合は人づてで先生を紹介(というより Web で見つけた先生を教えてもらうというレベル) してもらい予約することを決定。

診療してもらうこととした病院の場合の登録、予約などの手順

  1. 患者登録 – Registration
    • 登録センターへの電話
    • 要 健康保険情報
  2. 身体測定および予防接種の予約 – Physical and immunization appointment
    • ドクターがいる病院への電話
  3. 日程確認 – Confirm
    • 自動音声にて2〜3日前に登録電話へ着信があり、そのまま confirm するか cancel などを番号で選択
  4. 訪問 – Visit

 

病院にもよるが今回の小児科の場合、新患者としての登録とアポが別々の電話なので、2度電話しないといけないのが煩わしい。そして、意外に英語で突然言おうとしてもでてこないものが多いので、以下の内容など紙にあらかじめメモして電話しておくと良い。

  • 子供の名前の綴りと A as in Apple などという表現での説明
  • 子供の誕生日の MM-DD-YYYY での英語表現

 

私の場合、自分自身の保険は準備されていたものの、家族の保険はまだ適用されていなかったため、何度も会社と保険会社に連絡して登録状況を確認し、例外的に Push してもらって Registration Center に前日に保険状況をアップデートすることとなった。

渡米直後の場合、このような状況もあるので、注意が必要。もちろん、先に自腹で払ってあとから請求するということも恐らく可能であるが、米国の医療費は高いのでできるならば避けておきたいところですね。

学校編入手続き – 小学校・高校

各自治体ごとに申請方法が異なるため一概には言えないが、米国の公立小学校に入学・編入する場合には基本的には同じような手続きになると思われる

私たちの場合、以下申請手続きの書類を持参したものの、予防接種は正式な英語のものが不足していたのと、出生証明も正式な英文のものがなかったため内容を確認し、一部可能なものは受理されたものの正式入学は保留となった。正式書類の提出日を仮においた場合の入学初日の打ち合わせのみとなり、後日持参することとなった。

申請手続き

  1. 申請用紙
    • 居住地域の市区町村の Web サイトを確認し、学校入学・編入に必要なアプリケーションフォームを取得
    • アプリケーションフォームに必要事項を記載し印刷する
  2. 予防接種
    • 義務付けられている予防接種を確認し、日本にて接種済みかどうかを確認する
    • 日本国内にて英語で予防接種記録を発行・取得できる場合には取得しておくほうが望ましい
    • 英語での予防接種記録が発行・取得できない場合には渡米後、病院にて対応依頼
    • 予防接種回数が日本で義務付けられている回数と異なる場合があるので注意
    • 予防接種が不足しているワクチンは日本国内で接種しておくか渡米してから接種することで対応
    • 米国で加入する健康保険にもよると思うが予防接種は基本的に保険でカバーされるようなので、経済的には渡米後に不足しているものを接種するほうが良いかもしれない
  3. 出生証明
    • 戸籍謄本全部事項証明を日本にて取得し持参
    • 英文で正式書類として発行可能な自治体の場合には英文のものを取得
    • 英文で正式なものが発行できない場合には居住地域管轄の日本領事館にて対応可能
  4. 居住証明
    • Lease Agreement (賃貸契約書)
    • Utility Bill (水道・電気・ガス料金明細 / 電話やインターネットは認められないケースが多い)
  5. 日本での就学記録
    • 成績表(日本語と英語)→ 基本的に英語のみ提出
    • 卒業証明(日本語と英語)→ 基本的に英語のみ提出
    • 就業証明(日本語と英語)→ 基本的に英語のみ提出
  6. 日本の最終就学校の連絡先 (高校のみ)
    • 担任や学校長、学年主任などの名前
    • 学校の FAX 番号もしくはeメールアドレス
    • 高校の場合、生徒の成績に関して最終就学校側に確認することがあるため必要となる

その後の手続き

  1. Student ID
    • 学校で手続きを進めると Student ID が発行される
    • メールや電話で連絡を受けるのでこの ID を把握しておくことが重要
  2. School Bus
    • Student ID が必要
    • 通学をスクールバスで実施する場合には、各自治体の手続き方法にしたがって申請
    • 居住地域では編入の場合には電話で手続きする必要があった
  3. Meal
    • Student ID が必要
    • 現金で購入する市区町村とプリペイド式のところがあると思われる
    • 参考までに居住地域ではオンラインで手続きし、入金をする仕組み

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