パスポートの有効期限が残り1年を切ると、切替発給、つまりパスポート更新が可能になります。パスポートの場合、更新という考え方ではないんですね。米国在住の日本人は管轄の領事館で申請することが可能。
切替発給手続き中は、現行パスポートを預けることになります。申請から受領までの期間は、在ボストン日本国総領事館では1週間とのことなので、アメリカ国外に出ることのない期間をうまく見つけて手続きする必要があります。
私のパスポートの有効期限が1年を切ったのと、近々米国外に出る予定があり申請することに。これで、米国滞在有効期限がパスポート期日ではなく、VISA有効期日となります。
South Station 近くにある在ボストン日本国総領事館にて手続き。
必要書類
- 申請用紙 – 旅券発給申請書
- 取得方法
- オンライン (http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html)
- 日本の旅券センター
- 在ボストン日本国総領事館
- 在ボストン日本国総領事館より事前郵送入手
- 取得方法
- 写真 – 1枚
- サイズ: 縦4.5cm×横3.5cm
- 色: 白黒、カラーいずれも可能
- 米国滞在資格 確認可能書類
- 米国査証
- I-20
- DS-2019
- 永住権(グリーンカード)
- 米国旅券
- その他
- パスポート
- 現在の有効期限内のパスポート
- 戸籍謄(抄)本 1通
- 6カ月以内に発行されたもの
「写真」は自宅のプリンターにて写真用紙に印刷。綺麗に印刷する場合には、もしかしたら Kinko’s や Staples などで印刷して持って行った方が良いかもしれません。
「戸籍謄(抄)本」は氏名・本籍地等の記載事項に変更なければ不要のようですが、それ以外の場合には必要になります。私の場合、以前のパスポート発給時から本籍地に変更が発生していたため、日本の本籍登録地より取得する必要がありました。
※切替発給の場合は、原則として戸籍謄(抄)本の提出を省略できますが、氏名・本籍地等の記載事項に変更がある場合、婚姻による外国名の表記(非へボン式氏名表記・別名併記)を新たに希望される場合、また当館において戸籍の確認が必要と判断する場合に提出していただきます。
申請から受け取りまでの流れ
- 6月20日 – 必要書類を「在ボストン日本国総領事館」に持参・提出
- 写真印刷精度が少し荒かったため、再提出となる可能性を示唆。その場合、申請書類に記載した電話番号に連絡をいただけるとのこと。
- 引換用紙を受領
- 受領可能日は6月27日であること確認
- 6月30日 – 引換用紙を「在ボストン日本総領事館」に持参・提出
- パスポートの記載事項の確認
- ICチップに記載されている内容の確認
- 10年旅券発給代金の現金支払い (USD 145.00-)
- 切替発給パスポートとVOID処理された旧パスポートの受領
日本の旅券センターと異なり、申請する人は少ないため、何らかの混雑時でないかぎり15分もあれば手続きは完了します。
切替発給パスポート
パスポートそのものは、発給処理が行われた日から申請パスポートの期限までとなります。私の場合、処理が翌日行われた模様ですので6月21日からのものとなっています。
それ以外、日本国内で発給されるものと変わりありませんが(当たり前ですね)、発行官庁 / Authority の表記が「MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS」ではなく以下のように表記されます。
「CONSULATE-GENERAL OF JAPAN IN BOSTON」
ちょっとだけ「レア」ですね♪
リンク
旅券(パスポート)”在ボストン日本国総領事館” – http://www.boston.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport.html