ボストン生活

ボストン広域生活での出来事

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小児科 (Pediatric) 予約

学校入学にあたり以下の情報が必ず必要になる

  1. 必須ワクチンの接種とその証明書(英文)
  2. 身体測定とその証明書(英文)

 

先日の小学校・高校編入手続きの際、特に予防接種については母子手帳(英語の補助説明あり)をベースにいろいろ説明をしたものの、やはりこのあたりの書類を英文で必要ということとなり、加えて接種できていないワクチンもあったため小児科探しと予約を。

学校の方でも近隣の Pediatric のリストは持っているので、一番簡単なのはそのリストにある先生を訪問する方法。

私たちの場合は人づてで先生を紹介(というより Web で見つけた先生を教えてもらうというレベル) してもらい予約することを決定。

診療してもらうこととした病院の場合の登録、予約などの手順

  1. 患者登録 – Registration
    • 登録センターへの電話
    • 要 健康保険情報
  2. 身体測定および予防接種の予約 – Physical and immunization appointment
    • ドクターがいる病院への電話
  3. 日程確認 – Confirm
    • 自動音声にて2〜3日前に登録電話へ着信があり、そのまま confirm するか cancel などを番号で選択
  4. 訪問 – Visit

 

病院にもよるが今回の小児科の場合、新患者としての登録とアポが別々の電話なので、2度電話しないといけないのが煩わしい。そして、意外に英語で突然言おうとしてもでてこないものが多いので、以下の内容など紙にあらかじめメモして電話しておくと良い。

  • 子供の名前の綴りと A as in Apple などという表現での説明
  • 子供の誕生日の MM-DD-YYYY での英語表現

 

私の場合、自分自身の保険は準備されていたものの、家族の保険はまだ適用されていなかったため、何度も会社と保険会社に連絡して登録状況を確認し、例外的に Push してもらって Registration Center に前日に保険状況をアップデートすることとなった。

渡米直後の場合、このような状況もあるので、注意が必要。もちろん、先に自腹で払ってあとから請求するということも恐らく可能であるが、米国の医療費は高いのでできるならば避けておきたいところですね。

学校編入手続き – 小学校・高校

各自治体ごとに申請方法が異なるため一概には言えないが、米国の公立小学校に入学・編入する場合には基本的には同じような手続きになると思われる

私たちの場合、以下申請手続きの書類を持参したものの、予防接種は正式な英語のものが不足していたのと、出生証明も正式な英文のものがなかったため内容を確認し、一部可能なものは受理されたものの正式入学は保留となった。正式書類の提出日を仮においた場合の入学初日の打ち合わせのみとなり、後日持参することとなった。

申請手続き

  1. 申請用紙
    • 居住地域の市区町村の Web サイトを確認し、学校入学・編入に必要なアプリケーションフォームを取得
    • アプリケーションフォームに必要事項を記載し印刷する
  2. 予防接種
    • 義務付けられている予防接種を確認し、日本にて接種済みかどうかを確認する
    • 日本国内にて英語で予防接種記録を発行・取得できる場合には取得しておくほうが望ましい
    • 英語での予防接種記録が発行・取得できない場合には渡米後、病院にて対応依頼
    • 予防接種回数が日本で義務付けられている回数と異なる場合があるので注意
    • 予防接種が不足しているワクチンは日本国内で接種しておくか渡米してから接種することで対応
    • 米国で加入する健康保険にもよると思うが予防接種は基本的に保険でカバーされるようなので、経済的には渡米後に不足しているものを接種するほうが良いかもしれない
  3. 出生証明
    • 戸籍謄本全部事項証明を日本にて取得し持参
    • 英文で正式書類として発行可能な自治体の場合には英文のものを取得
    • 英文で正式なものが発行できない場合には居住地域管轄の日本領事館にて対応可能
  4. 居住証明
    • Lease Agreement (賃貸契約書)
    • Utility Bill (水道・電気・ガス料金明細 / 電話やインターネットは認められないケースが多い)
  5. 日本での就学記録
    • 成績表(日本語と英語)→ 基本的に英語のみ提出
    • 卒業証明(日本語と英語)→ 基本的に英語のみ提出
    • 就業証明(日本語と英語)→ 基本的に英語のみ提出
  6. 日本の最終就学校の連絡先 (高校のみ)
    • 担任や学校長、学年主任などの名前
    • 学校の FAX 番号もしくはeメールアドレス
    • 高校の場合、生徒の成績に関して最終就学校側に確認することがあるため必要となる

その後の手続き

  1. Student ID
    • 学校で手続きを進めると Student ID が発行される
    • メールや電話で連絡を受けるのでこの ID を把握しておくことが重要
  2. School Bus
    • Student ID が必要
    • 通学をスクールバスで実施する場合には、各自治体の手続き方法にしたがって申請
    • 居住地域では編入の場合には電話で手続きする必要があった
  3. Meal
    • Student ID が必要
    • 現金で購入する市区町村とプリペイド式のところがあると思われる
    • 参考までに居住地域ではオンラインで手続きし、入金をする仕組み

ANA USA Card 申請〜受領

クレジットスコアの理解不足

渡米前から把握していたものあまり意識しておらず、まぁなんとかなるだろうと思っていましたが、現実には渡米してから失敗したと思いました。

クレジットカードを作るにはクレジットヒストリーが必要であり、それがない場合やスコアが低い場合にはカードを申請しても発行されません。

申請可能なクレジットカード

とは言うものの、海外から来た人間には当然ヒストリーはないので、そう簡単に作ることはできない。米国現地で発行する場合には、セキュアクレジットカードと呼ばれる種類のカードになることがほとんどで銀行口座に指定された額を常にデポジットとして保持しておく必要があり、カードのメリットは何もないものがほとんど。

新規渡米者の味方JAL USAとANA USAカード

さて、その事実に直面してしまい、渡米する日本人にとっては有名な2つの選択肢を検討することに。

  1. JAL USA Card http://www.jalusacard.com/jp/
  2. ANA USA Card http://www.anacardusa.com/

それぞれのカードについては検索すると多数出てくるのでここでは詳細は説明を割愛しますが、米国に移住する日本人が申請すると、よっぽどのことがない限り否認されることがないクレジットカード。

年会費はかかるものの、JAL もしくは ANA のマイルが加算される特典がついているので、特典が何もないカードでなくともクレジットヒストリーがない日本人がヒストリーをビルドしながらまず利用することができるカードとなる。

JAL にするか ANA にするかは過去にどちらを利用していたか、米国から日本への往来にどちらを使うか、年会費とマイル特典率でどちらが最適かなどで決めれば良いのかと思いますが、私の場合は過去実績から ANA USA Card を選択。(多くのボストン在住者は JAL 直航便を考えると JAL 派の方が多いとは思います)

申請

渡米数日間クレジット事情に直面し、何か選択肢はないものかと少しばかりリサーチした後、結果的に申請。

  1. 2月20日 – オンラインにて ANA USA Card 申請 http://www.anacardusa.com/
    • 実施中の「キャンペーンコード」を入力すること
  2. 2月20日 – 「ANA Card U.S.A. お申し込み確認メール」申請確認・必要書類・提出方法についてのメール受信
    • 必要書類
      • パスポートのコピー (顔写真のページ)
      • ソーシャル・セキュリティー・カードのコピー(取得されている方のみ)
      • 米国就労ビザのコピー (顔写真のページ)
      • 米国運転免許証のコピー(仮免許証でも可) **ご自宅に、当カードの郵送をご希望される方のみ。
    • 申請方法
      • オンライン問い合わせフォームへの添付 → スピード重視でこちらで書類送付
      • FAX
      • 郵送
  3. 2月21日 – 「入会審査書類受領のご報告」メール受信
  4. 2月23日 – 「ANA CARD U.S.A.:クレジットカード発行前のご本人様確認」メール受信
    • ANA USA Card 窓口担当者との電話での確認(日本語)
    • 申請内容と身分の口頭確認
  5. 2月24日 – 「First Bankcard Online Credit Card Application Received」メール受信
  6. 2月25日 – 「First Bankcard Online Credit Card Application Approved」メール受信
  7. 2月27日 – 「ANA CARD U.S.A. ウェルカムEメールマガジン」メール受信
    • 日本のカード事情との違い、アクティベーションの方法、Autopay の設定などの解説
  8. 3月4日 – カード受領

私の場合、結果的に2週間で手元にカードが届きましたが書類の状況やタイミング、時節によっても状況は異なると思うので、何らかの選択肢が確実にない場合には、渡米前から事前申請されることをおすすめします。

クレジットヒストリーとはクレジットカードや自動車ローンなどでの負債額や支払い実績、延滞や未払い、保有しているカードやローンの数、また申請否認された実績などを総合的に記録したもの。それらをベースにスコアされたものがクレジットスコアであり、これをベースにカードの承認可否が判断される。

関連トピック

JAL USAカードとANA USAカード

社会保障番号 (SSN) 更新

高校時代に父親の転勤の関係で米国で生活していたため、社会保障番号 (Social Security Number) を保持していた。SSN は一生同じ番号であることを父親から聞いていたため、SSNカードはしっかりと保管していたものの、働くことはできないという制限付きだったため更新が必要ということで SSN 事務所へ。

申請必要書類

居住証明はおそらく Utility Bill (水道、ガス、光熱費など) でも対応できると思われるが未確認。私の場合は、Lease Agreement にて対応。

多くの方は、新規に申請となるため、私の例は参考にならないかもしれないが必要となる書類は基本的に同じのはず。なお、妻帯者の場合に必要になる書類は異なるので以下参照のこと。

追加申請必要書類(妻帯者の場合)

  • Marriage certificate
    • 戸籍謄本(全部事項記載)
    • 英語かつ正式書類であることが望ましい

 

L-1 ビザにて入国

日本から籍を米国に移しての米国生活がついに開始します。就労ビザはL-1B。

目次

Lビザでの入国

今まで何度も米国には入国しているけれど、自分自身が取得したビザでの入国は初めて。過去には親の仕事の関係でビザで入国したこともあれば日本パスポートでのビザ免除制度による入国、ESTAができてからはそれでの入国をしていたけれど、自分が主となるのは初めて。

入国フライト

成田発、シカゴ経由、ボストン行のフライトのため、入国審査はシカゴ。フライトは以下。

2/16 NH12 NRT (11:00) → ORD (7:35)

2/16 UA532 ORD (10:40) → BOS (13:56)

乗り換え時間は3時間強あるので、入国審査に時間がかかっても、まぁなんとかなるだろうという感覚の時間。

時間を要した入国審査

シカゴに到着。ESTA 用の入国列とは異なり今回は VISA での入国のため別入国の列に並ぶとそこにはすでに長蛇の列。並んでいる人はインド系の入国者と思われる方々が大半。どうやら、Air India が少し早めに到着していて、その乗客が大半をしめている状況。インド国民は米国入国のためには ESTA では入国できないため、当然、VISA 入国になり列も長くなる。

30分、1時間

時間はすぎても少しずつしか列は進まない。

ついにはESTA列がすべて終わり、そちらの列にもVISA入国者が流れていき、入国審査を進める状況。

1時間45分

ようやく私の番がきて、あらかじめ準備していた書類を見せながらの入国審査。

ESTA 入国の時との違いは、何日滞在とかその目的はなどは聞かれず、仕事の内容などを聞かれる程度で質問はそれほど面倒ではなかった。ドキュメントをちゃんと用意しておけば特に問題はない、比較的スムーズな作業。

荷物を再度チェックイン

その後 Baggage Claim にて荷物を受け取り、お酒を持ってきていたので申告して、再度国内線への預け入れ。

改めて米国におけるセキュリティチェックを受けて国内線ゲートまで移動した際にはもうヘトヘト。スターアライアンスゴールドの恩恵を受けてラウンジに入るも30分程度の滞在、そのままゲートに移動。

まとめ

なんとか乗り継ぎできたので良かったですが、VISA 入国でかつ経由地での入国となる場合には、その時間帯に VISA 入国が多いであろう国からのフライトが少ない時間帯を選ぶ方が良いのかなとの教訓でした。

NH12は要注意かもしれません。

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