保険が間に合うかどうかギリギリな状況であったが、前日になんとか間に合い、全額払い事後精算はなんとか免れた。詳しくは前回のブログ「小児科 (Pediatric) 予約」にて。
さて予約当日、家族全員で小児科訪問。以下が目的。
- 身体測定 – Physical
- 問診 – Annual Health Check
- 予防接種 – Immunization
日系人の先生であったが、日本語は会話できないので、すべて英語で対応。
身体測定
- 測定器はアナログ式
- 身長はマニュアル式のレバーを落としてくるやつ
- 立ち方も指示されるが最後まで正しくガイドしないためだいたいで計測
- 体重は昔ながらの重りを左右に動かして平行にして計測
問診
かなり想定外のことも聞かれたり説明されたりする
- アレルギーはあるかどうか
- 過去に大きな病気はしたかどうか
- たばこを吸うかどうか → おい!
- 蚊の季節がくるから Deet のような虫除けをよくすること → Deet ってインドとかアフリカの時にしかガイドされないと思ってた
- 森の中に入る時には特に虫除けできる服を着て、また虫除けは服の上からもしておくこと
- 鉄砲を道端で見つけたらどうするか → 絶対に触らないこと
なんとなく、米国における生活習慣についてのアドバイスなどもされた印象
予防接種
母子手帳と、その情報を印刷して自分たち自身で英語で補助したものと、かつマサチューセッツ州で必須とされているリストに記入したものを持参。これをベースに何が不足していて、何が足りないかを医者およびナースが判断。
入学に必須とされている予防接種の中で小学生の下の子は3種、高校生の上の子は4種必要。
- IPV (Inactivated Polio Vaccine) – 不活性ポリオワクチン
- 3回以上接種必須
- 日本での必須予防接種回数より1回多いため
- MMR (Measles/Mumps/Rubella) – 麻疹、おたふくかぜ、風疹の三種混合
- Mumps (おたふくかぜ) の必須予防接種回数が2回であり、かつ Mups 単独の予防接種がないため改めて三種混合
- Tdap (Tetanus/Diphtheria, Pertussis) – 破傷風、ジフテリア、百日ぜきの三種混合
- 日本でのDTPの必須予防接種回数より1回多いため
- Meningococcal – 髄膜炎
- 7年生以上1回接種必須
さて、今日何本打ちますか?との質問。1日で全部打ってもいいし、後日再訪問でも OK とのこと。何度もくるのも面倒で痛いので全部当日接種することに。
高校生 – 右腕2本、左腕2本、合計4本
小学生 – 左腕3本、合計3本
大人も体験したことのない世界です。よくがんばりました、子供達。
ちなみに Hepatitis B (B型肝炎) もマサチューセッツ州では3回接種必須。数回日本で接種してきており、スケジュールとしてまだ接種できないためそれは次回に繰り越し。もし日本で受けていなかったら、まさかの5本接種だったのか???
恐るべしアメリカ