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タグ: eSIM

UBIGI Airalo JAPAN eSIM比較

UBIGIとAiraloを比較してみる

海外在住日本人が日本への一時帰国をする際、必ずと言っていいほど悩むひとつの問題がネット通信。

  1. 保有している日本の回線を利用する
  2. ポケットWiFiレンタル
  3. 家電量販店でデータSIMを購入する
  4. データ用のeSIMを利用する

ここでは4番目のデータ通信をするためのeSIMで日本でも利用可能なAiraloとUBIGIを比較してみたいと思います。

目次

日本での利用料金

UBIGIとAiraloのサービス内容が異なるので最適なプランを選べば良いのかと思います。

プランUBIGIAiralo
500MB / 1日$2.50
1GB / 7日$4.50
1GB / 30日$4.00
2GB / 15日$6.50
3GB / 30日$8.00$8.50
5GB / 30日$11.50
10GB / 30日$17.00$18.00
20GB / 30日$26.00
50GB / 30日$69.00
2024年2月25日現在ではAiraloの10GB/30日プランは半額の$9.00で提供されていました。不定期にプロモーションを行うかもしれないので、それぞれ確認してから選ぶのが良いかもしれませんね。

オフィシャルJapan eSIMプラン料金

2024年2月25日現在の料金表です

Airalo Japan eSIM 2024/2/25
Airalo Japan eSIM 2024/2/25
UBIGI Japan eSIM 2024/2/25
UBIGI Japan eSIM 2024/2/25

割引

プラン購入時にクーポンを適用すると割引があります。友達からの招待クーポン、ESIMDB (以下参照) クーポン、リファーラルクーポンなど。良いプランが見つかったらそれを利用するのが良いですね。

回線

UBIGIはNTT DoCoMo回線を利用していますが、AiraloはSoftbankのような情報が出てきました。

どっちがいいの?

どっちを使っても良いと思いますが、もしキャリア依存の電波エリアに長く滞在する場合はDoCoMoかそれ以外で考えるのが良いかと思います。例えばDoCoMoだけがつながりやすいエリアであればUBIGIの方が安心かもしれませんね。金額だけで見た場合はクーポンがあるか、キャンペーンがあるかで判断するのが良いと思います。

ESIMDB

AiraloとUBIGI以外にもeSIMは実はたくさんあります。ESIMDBにはいくつものプロバイダが掲載されているので一度見てみるといいですよ。

https://esimdb.com/japan

UBIGI

日本でのデータ通信はUBIGIがお得〜お友達からの紹介で初回利用時20%オフあり!

2022年夏に一時帰国した際に、データで使う回線をどこにするかを調査した結果、eSIM対応端末ではUBIGIを使用。結果的にこれがコスト的にもネットワーク的にも良かった。

目次

どんな人にあっているのか?

以下の条件を満たしている場合、UBIGIを検討してみてください。

  1. eSIM対応のスマホを持っていて、eSIMをデータ通信に利用できる
  2. データ通信をリーズナブルに抑えたい
  3. eSIMプロファイルをインストールできる
  4. スマホの設定でデータ通信と音声通話の切り替え設定ができる
  5. (オプション) インターネットシェア / テザリングの設定ができる (*1)

(*1) ノートPCなどを外出先で、かつWiFiが無い環境で利用したい場合に、スマホをWiFiスポットとして利用する方法です

もしUBIGIを使うと決めたら、リファーラルコードを入力して初回20%割引適用してください!

2024年3月9日現在 招待コードがありません。新しいコードが取得できしだいアップいたします。

UBIGIの紹介コードを掲載しても良いよ、という方は Twitter (X) にて @takarocks_jp まで DM を送ってください。フォローが必要な場合はいずれかのポストにコメントしてください。

eSIM対応のスマホ

iPhoneやAndroid端末でeSIMに対応していれば即座に申込みができてすぐに使えるようになります。

  • Apple iPhone XS, XS Max, XR 以降に出荷されたiPhoneモデル
    • iPhone 11, iPhone 12, iPhone 13, iPhone 14, iPhone SE (2022), iPhone SE (2020) など
  • Google Pixel 4 以降に出荷された Pixel モデル
    • Pixel 4, Pixel 5, Pixel 6, Pixel 7 など

UBIGIのサイトにもeSIM対応端末リストが掲載されています

UBIGIの利用方法

  1. UBIGIのeSIMをインストール
  2. UBIGIアカウントを作る
  3. データプランを選択して支払い

1の手順が多分一番つまづくところ。実際、iPhone 11では問題なくeSIMのインストールができたものの、Google Pixel 3a にはインストールができずに諦めました。

Pixel 3a は子供用の端末で Family Link の設定をしていたのでそれが原因なのかもしれません

注意: eSIMはインストールしたら端末からは削除しないようにしましょう!利用しない場合はUBIGIを無効にすれば、他のeSIMを使うことができます。

UBIGIのプラン選択と購入

eSIMのインストールができて、ユーザー登録もできればあとはプランを必要な時に購入し、設定するだけです!

UBIGI.comにログインすると都度購入のデータプランと更新型のデータプランが選択できます。一時帰国の時は都度購入が良いと思うので、ONE-OFF DATA PLANSをクリックして、Japanを選択すると対象のプランが表示されます。

アジアやグローバルプランも出てきますが、JAPANプランがお得です。2023年2月19日現在のプランは以下の通り。

  • 500MB ($2.50 / 1日)
  • 1GB ($4 / 30日)
  • 3GB ($8 / 30日)
  • 10GB ($17/30日)
  • 50GB ($69/30日)

2023年2月19日現在、日本円でのプランもあるので、日本円決済したい人にも便利ですね。

日本での通信業者はNTT DoCoMo (2023年6月29日現在)

2023年6月29日現在、通信業者はNTT DoCoMoのようです。

Ubigi Mobile Networks Partners by country にてその時の通信業者を確認することができます。

2022年7月/8月に利用してみたところUBIGIはau回線でした。

2022年12月に利用された方からDoCoMo回線だったという経験談をいただきました。

UBIGIの初回20%割引

リファーラルコードがあると、初回利用時の料金が20%オフになります!

2024年3月9日現在 招待コードがありません。新しいコードが取得できしだいアップいたします。

esimdbの10%割引よりも良いですよ!

利用してみて

iPhone 11で音声通話用に物理SIMを、データ通信用にUBIGIの構成で利用しました。それぞれのSIMを完全に音声通話用とデータ通信用に設定できたのでデータ通信の請求が両方に来ることはありませんでしたよ。

尚、物理SIMの端末ではUBIGIは利用できないので、その場合は別途SIMカードを探す必要があります。UBIGIのグループで物理SIMの案内もありますが、SIMカードでのデータ通信なら個人的には家電量販店かネット通販でのSIMカードの購入をオススメします。

最後に

UBIGIを使ってみようかな、と思った人は色々割引があるので、うまく安く利用してみてください。私はesimdb.comにて割引を見つけましたが、今はリファーラルの方がお得なので是非20%オフを使ってくださいね!

https://esimdb.com/

T-Mobile回線をeSIMにて他社からポートイン移行→電話手続きが必要でした

SIMフリーのiPhone 11にてT-Mobile回線を利用したMVNOのUniversal Mobileを使っています。残念ながら提供サービスが必要なものを満たさなくなってきたので回線を変更することにしました。

なぜeSIMへのポートインにしたのか?

iPhone 11はデュアルSIM対応でSIM x 1、eSIM x 1の仕様です。どのようなデュアルで利用するかを想定して主回線をどちらにするか選択するのは重要です。

私の場合、以下の条件を満たす為に主回線をeSIMにしました。

  • 一時帰国時にHanacellのジャパンSIMを利用する

HanacellのサービスはジャパンSIMを含めて物理SIMのみ対応しているため、これを利用するために物理SIMを残しておく必要があります。残しておかないと一時帰国時に米国電話番号が使えなくなってしまい、SMSや電話連絡を受けられなくなってしまうので。

旧キャリアに移行のための情報を確認

電話番号を移行する場合、以下の情報が必要になります。私が契約していたUniversal MobileではAccount NumberとPINが必要でした。キャリアによってはパスワードなどが設定されている場合もあるので、移行するために必要な情報として聞いておくと良いです。

  • Account Number
  • PIN
  • その他

T-MobileオンラインにてeSIMタイプの契約

いくつかのキャリアサービスと付加価値、複数回線契約なども含めて総合的に調べた結果、ひとまずT-Mobileの契約にすることにしました。

T-Mobileはオンラインで契約ができ、eSIMだとデジタル配信されてくるのですぐに手続きができます。

プランを選択し、Bring your own deviceオプションを選択するとSIMかeSIMを選択する画面が表示されます。

eSIMは初期設定では無効になっているので、*#06# を持ち込み端末上で入力しIMEI番号を表示します。その番号をT-Mobileのフォームに入力し「Check eSIM compatibility」をクリックすると移行可能端末であればeSIMが選択できるようになります。

この後は自分の持ち込みたい電話番号を入力し、画面にしたがって契約手続きを進めます。支払い方法を選択するとすべて完了します。

eSIM配信

しばらくすると持ち込みの端末にeSIMが配信されてきます。SMSが届くのでその手順に従い進めていきます。これで終わった〜簡単簡単!と思ってたら、よくみると全く異なる電話番号が表示されています。

電話番号もポートインする設定にしたのに、新しい番号になってしまうの?なぜ?

eSIM移行の場合は仮番号が割り当てられている

後から知ったのですが、eSIMを選択した場合、ポートインの場合でもeSIM提供をスムーズにすすめるために必ず仮番号が割り当てられているとのこと。

611に電話

この電話をして手続きをする必要が最終ステップでした。残念ながら、完全にオンラインだけでは手続きできないようです。この電話が煩わしい人は、店頭で手続きしてもらう方がいいかもしれませんね。

さて、T-Mobileにて利用する端末、もしくは異なる端末でも良いので611に電話をし、新規契約をしたけれどeSIMに別番号が割与えられているのでポートインを完了したいことを伝えます。

I would like to bring my previous phone number into this new T-Mobile plan

状況を理解してもらえると、仮番号だから大丈夫だよ、手続きをしますと何度かやりとりをします。

ここで旧キャリアのAccount NumberとPINが聞かれるので、事前に確認していた情報を伝えます。

いくつかやりとりをした中で、持ち込み端末で電話をしている場合には電話番号を切り替えたタイミングで電話が切れることが伝えられます。電話が切れても通信ができていればそれで完了なので、折り返しなどは必要ないことも教えてくれます。

私の場合、この手続きで無事回線を移行でき、以前から保持していた番号を持ってくることができたので完全に移行できたことも確認がとれました!

旧キャリアの解約

電話ができて、SMSのやりとりができたことを確認したら、旧キャリアの解約手続きをします。Universal Mobileは10日締めなので、それまでに数日余裕を持って手続きをしておくのが良いでしょう。他のキャリアもそれぞれの契約締日があり、日割りをしてくれないこともあるので十分に注意して移行計画と解約連絡をするのが良いですよね。

T-Mobileへ、またeSIM移行を検討している人、もしかしたら途中で混乱してしまうかもしれませんが、困ったら611に電話するとうまく行くと思います!

関連サイト

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