米国内の国内出張は仕事柄多い。いくつか航空会社を利用したが、アメリカン航空の遅延理由があまりにも「驚き」だったのでちょっと整理しておきたい。
Crew Rest Delay
ん?
まず、最初の感想。
その名前の通り、フライトクルーが休憩をするために発生する遅延。
過去、2度経験があり、いずれもアメリカン航空。
Crew Rest Delay | 前日の最終便到着が何らかの理由により遅延し、その結果翌日朝搭乗するクルーが十分な休養がとれないために発生する遅延 |
確かに、寝不足でフライトされても困るし、安全第一でお願いしたい。しかしながら、当然乗り継ぎ便がある人は大きな影響を受けるわけである。機材不良のような機械的なものならまだしも、クルーであれば他のクルーが代打するなどできればと思うのですが、おそらく経路や経験などの観点からそうもいかないのでしょう。
私は目的地までの直行便でしたので遅延以外の影響はありませんでしたが、乗り継ぎ便の時間が短い人はアナウンスされており、別の便への変更を案内されていました。
First Officer Arrival Delay
これも驚き。
First Officer Arrival Delay | 「First officer (副操縦士) の到着が遅れているために発生する遅延」 |
出発時刻になっても到着しないわけで、当然間に合いません。Crew Rest Delay の打撃だけでなく、この First Officer Arrival Delay が今回のフライトでは発生し、さらに遅延したという状況。
もちろん予期せぬ状況で遅延してしまい、クルー調整ができずというのはあるのでしょうが、もう少し人材調整ができるといいのになぁと思うのでした。