早いもので、米国に引っ越ししてから2年半以上が経過。
2019年1月にI-129Sの期限が切れる。そのため2018年10月22日(月)にオタワにてL-1B Blanket VISAの延長をしてきた。無事承認されパスポートも受領し米国に帰国。
それでは、オタワへの非移民ビザ (US Non Immigrant VISA) 更新ロードトリップについて書いてみる。
持参書類
万が一のことも考えて、書類に関しては考えられるものをすべて持参。
- 現行パスポート
- DS-160 Confirmation Page の印刷 (各自1部)
- USパスポートサイズ (5インチ x 5インチ) の写真 (キャノンフォト印刷用紙に印刷したもの各自1枚)
- I-129S (3部)
- Letter of Support (3部)
- I-797 (3部)
- 旧パスポート (現行US VISA)
- 会社のAnnual Report (1部)
- US VISA Feeの支払い済み証明印刷
- 現行I-129sおよびI-797 (2部)
- 最終学歴の卒業証明証および履修証明証
- 結婚証明証
- 出生証明証 (子供の分)
- 給与明細 (最新2回)
- 水道光熱費請求書 (現住所のため)
- Social Security Card (親の分)
- Tax Identification Form (子供の分)
結果的に、必要だったものは1〜7のみでした。
いざカナダへ
700kmのロードトリップ。
日曜日に移動。MA – NH – VT – NY – QC – ON と6つのStateとProvinceを移動。
カナダ入国はRt 223から北上して移動。
1レーンしかない小さなカナダ入国審査。乗車したまま現行パスポートおよびUSビザが含まれている旧パスポートを提示。滞在目的、滞在日数、税関申告などないかの確認。
入国目的はUSビザ更新のためと申告。
US VISAの期限はあと2年もあるじゃないか
と言われたためI-129Sの期限は3ヶ月で切れることを伝えて終了。特にI-129sの提示は必要なかった(用意はしておいたけれど)
前に一台いただけで、混んでなかったことからスムーズにカナダ入国完了。
オタワ米国大使館入館
面接予約: 2018年10月22日 (月) 9:00
30分以上前に米国大使館を訪問。入館前に手荷物検査(申告とハンドスキャナーによる検査)とDS-160コピーの提示。入館前に並んでいた人は1組のみであり、入館はスムーズに終了。
入館後以下の書類のチェック。
- 有効なパスポート (古いUS VISAが入っている方はこの段階では不要)
- DS-160のコピー
- 持参した写真
手続きのためのステッカーをパスポートに貼り、館内セキュリティチェック後、Window 1 (窓口1) に直接行くように指示。
L-1B 書類と支払い
L1B Blanketに必要なI-129SとI797の2セットを提出。
- I-129S (2部)
- Letter of Support (2部)
- I-797 (2部)
2年半前は3セット提示したが、手続きが変更となったのか、2セットのみと言われた。2セットともに申請していた期限まで記入され、Fraud Feeの500ドルをその場でクレジットカードで支払い。その後、Windows 6/7 (窓口6/7) に。
DS-160・パスポート・写真
DS-160とパスポート、写真など申請書類の確認と手続き。
- 有効なパスポート
- DS-160のコピー
- 持参した写真
- 旧パスポート (US VISAが含まれているため)
窓口の人が過去に日本に住んでいたことがあり、終始和んだ会話。どこの住んでいたとか、日本語を忘れたとか、日本語で少し会話もしたり。パスポートの青と赤の違いなど。そして、この窓口にて持参した写真を取り込み。
オタワで申請した場合、面接の前に大使館の担当の人が写真データをあらかじめ確認してくれているようで、不備がある場合には事前にメールが届く。ただ何が問題なのかはメールには書いていない。
自分で申請したDS-160の内容と使用した写真データを確認し、背景色がグレーで濃かったことからそれが原因かと推測し、急遽土曜日に自宅にて再撮影して準備したもので対応。印刷は自宅のインクジェットプリンターで、キャノンのフォト印刷用用紙に印刷したものを提出。窓口で聞いたところ、どうやら枠やサイズなどは問題なかったものの、一部の写真の背景がグレーがかっていたため、白背景のものが必要だったとのこと。持参した写真はここで不要となる。
旧パスポートのUS VISAはこの段階でCANCELLEDの印が押されて無効となる。(もしかしたら、最後の面接の段階だったかもしれません。。。)
また、この窓口にてKNOW YOUR RIGHTSというパンフレットをもらう。後で読むようにとの指示。次の窓口4 (Window 4) へ。
【重要】最後の面接までの間に並んでいる時にこれは読んでおくこと!
指紋採取
- 有効なパスポート
- DS-160のコピー
書類提出後、各自右手指4本、左手指4本、両手親指の順番に採取。
おそらく、16才以上の場合指紋採取対象。
次の最終窓口1/2/3/5 (Window 1/2/3/5) に並ぶ。
面接
やはり緊張した。
これが最後のそして重要な手続き。前には8組程度。東京の大使館と違い、待合座席はなく、列に並び続けるだけ。でも、混んでいないので流れはスムーズ。
- 有効なパスポート
- DS-160のコピー
15分くらいで我々の番に。面接で聞かれた内容は以下の通り。
- 最終学歴
- 職種
- 仕事内容
- KNOW YOUR RIGHTSを読んだことがあるかどうか、読んだならどのようなことが書いてあったか
- 過去5年の間に訪問した国はどこか
- (スペインと言ったタイミングにて) スペインでは何をしたのか
- (会社のイベントで言ったことを伝えた後) 家族も連れていったのかどうか
KNOW YOUR RIGHTSを読んだいた方が良いと伝えたのはこのため。私は全く気にせずに学歴の英語での説明などをレビューしていたので、これだけは焦ってしまった。そして、全然違うことを答えてしまったので、あなたの権利について書いているんだよ、と説明された。それだけでしたが、受け答えできた方がいいので、待っている間に読んでおきましょう。
面接の最後。
Your VISA is approved
やったー!一安心。
だが、最後に困ったことが。
Please come back here on Thursday 3PM
- あれ、カナダポストでの受領じゃなくて?
- ここにまた来るの?
- カナダポストの受け取り希望拠点も指定したけど?
- 知人の経験上2日後(つまり水曜日)には受け取ってたけど?
Due to Canada Post strike
なるほど。
タイミング悪く、カナダポストがストライキを起こしたため、通常の指定したカナダポストでの受け取りができず、大使館でのパスポート受領となってしまったとのこと。日数については説明を聞きそびれたけど、結果的に過去実績よりも1日長くなってしまった。そして受け取り可能時間は夕方。
こればかりはどうしようもないので、奇跡が起こって早くできましたよというメールが来ることを期待するだけ。
ホテル追加予約
水曜日取得でそのまま帰国の予定通りに行かなくなったため、水曜日の夜の宿を予約。幸いそれなりの値段で宿泊できる宿を見つけられた。大きな出費とならず一安心。
木曜日再訪問
毎日メールをこまめにチェックしたものの届くはずもなく。木曜日の14:45ごろに再訪問。受け取りは全員で行く必要はないとのころから、単身で家族分のパスポートを受領。退館前に問題ないことだけ確認して退館。
無事US VISAの更新が終わりました。
さよならオタワ!
アメリカへ – 夜中のロードトリップ
そして、そのまま700kmのロードトリップ。
日曜日とほぼ同じような道だが、Rt 87のExit 1が閉鎖されていてRt. 223に移動できなかったため、Rt. 87のBlackpoolでアメリカ入国。
- 車で料金所のようなゲートに向かう 2018年10月25日 (木) 18:00ごろ
- 前方に5台程度
- 順番になったら車でゲートに進入
- パスポートを提出
- Secondary Inspectionに行くように指示される
- 右側のエリアに車で進入し駐車
- 車のキーを預けた後で館内入場
- 空港と同じような入国審査
- 各自の確認と16才以上は指紋と顔写真採取
- 各パスポートにI-94の半券をホッチキスで添付
- 1人6ドルの I-94 費用を支払い入国審査完了 (陸路の場合必要)
かかった時間は30分程度。
後から調べましたが、このBlackpoolは混雑する米国入国国境の模様。時間帯によっては別の場所を検討しておくのが良いのかもしれません。
休憩含めて8時間。無事夜の11時に帰宅。
もう二度と700km/430mileのロードトリップはしたくない、と思った旅でした。
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