ニューイングランド地方固有のキャンドルピン ボウリングはご存知でしょうか?通常のボウリングピンよりも細いピンでやるボウリングです。投げる球も片手に乗るくらいの、ソフトボールを一回り大きくしたような、砲丸のような大きさの球を投げるんです。
肩や腕への負担も少ないし、もっと気軽に楽しめる反面、普通のボウリングよりもストライクを取るのが難しいゲームだったりします。
そんなキャンドルピン ボウリング場は減って来てるんですが、まだできるところがいくつかあります。メモリアルデーウィークエンドの日曜日に、East BostonにあるCentral Park Lanesに行って来ました。
古き良き1950年代からの設備
この Central Park lanes は施設に入った瞬間タイムスリップしたような古き良き時代のボウリング場に迎えられます。
- 採点は手書き
- レーンのリセットはボタン制御
- 支払いは現金のみ
ピンの立っている壁のフォントを見てもレトロ感満載ですよね。
そしてジュークボックスの仕組みもあって、自分でかけたい音楽をお金を入れてかけられるんですよ。流石に昔のようなガチャッと押してレコードが再生される仕組みではありませんでしたが。
ルール
通常のボウリングの感覚でやっても良いかもしれませんが、キャンドルピンボウリングは独自のルールがあります。細かくは以下の写真を見て欲しいのですが、大雑把にはこんな感じ。
- 3投/1フレーム
- 3投で全10ピン倒れたらTENでX
- 2投で全10ピン倒れたらスペアで左上に三角を書き、次のフレームの1投目を加える
- 1投で全10ピン倒れたらストライクで左上と右下に三角を書き、次のフレームの2投合計を加える
- 通常1プレーヤーは2フレーム連続でプレイする (※)
普通のボウリングは2投なので、ちょっとややこしいと感じるかもしれませんがすぐに慣れると思います!
※ 2フレーム連続でも1フレームずつでもどちらでも大丈夫だと思います
ボウリング球は機械制御
投球したボウリング球はレールをたどって戻って来ますが、物理的に戻って来ます。取り出しエリアの手間では減速するように左右にバウンスするようにも工夫されています。昔ながらの物理的な制御がとても感動します。お子様を連れて行って、昔の人の知恵を教えてあげるのも良いかもしれませんよ。
フレームごとのリセットは物理ボタン
プレイヤーはフレームごとに3投するんですが、その3投の後はボウリング球レールの横にあるボタンを押してリセットします。投球数はカウントされていないので、フレーム終了時に押すことで次の人にターンするんですよ。これもまた古き良き、Old Schoolな仕組みですよね。
金額
最新の料金はネットでは見つけられなかったのですが、2024年3月26日現在 $30/1時間/1レーン です。現金のみの昔ながらの Old School スタイルなので、現金をお忘れなく。ボウリングシューズのレンタルは $2/1足 です。1レーン特に人数制限はないですが、1時間だと6人で1ゲームくらいかなと思います。
駐車場
特に駐車場はないのですが、Saratoga Stは2時間までストリートパークが可能なのと、周辺にも路駐できるエリアがありますよ。買い物をするなら他にも停められるところがありますね。
入口
運転手はこの看板に気付けないかもしれませんが、特に大きなサインもなく専用駐車場もないので見逃してしまうかもしれませんが、これが入り口のサインです。Saratoga St.から入った場合、右手に見えます。Meridian St.の交差点のすぐ手前です。
場所
10 Saratoga St, East Boston, MA 02128
参考: キャンドルピン ボウリングができる場所
参考までに他にもニューイングランド独自のボウリングができる場所をリストしておきます。
Sacco’s Bowl Haven
ここはピザもビールも飲めるので食事をしながらグループでワイワイ楽しむには良い場所ですね。Red Line の Davis 駅から徒歩でいけます。
$39/1時間/1レーン (※ ウェブサイトに記載)
Collins Bowladrome
$24/1時間/1レーン、もしくは$4/1ゲーム/1人 (※ ウェブサイトに記載)