ボストン広域生活での出来事

Boston Cover Woodpecker

月: 2016年10月

マサチューセッツ州運転免許④ Watertownでの路上試験

ドライバーズライセンス(運転免許証)のロードテストをようやく受けてきました。

試験は無事合格!

ほっ。

試験会場はウォータータウン。あいにくの雨。ワイパーを動かしながらの走行で、ライトを点灯することを忘れないといけませんが、今回はドライビングスクールスポンサーのテストであったため、その点は心配無用。生徒が即座に交代するためワイパーは常に稼働していたため。

ドライビングスクールによるロードテストの場合、流れ作業で行われ、後部座席にドライビングスクールのインストラクターも同乗の上でのテスト。決して和やかな雰囲気で行われるわけではないですが、個人で挑むよりは少しは楽なのかもしれません。

英語での指示に不安がある場合、Interpretor が同乗することを許可してもらう必要があります。試験官にももしかしたらよるかもしれませんが、事前に伝えておくことが良いような気がしました。

これもドライビングスクール経由だったので、事前に私が妻のロードテストの際には Interpretor として誰かが同乗することを伝えておいたので、特に問題なく進めることができました。このあたりもドライビングスクールのメリットかもしれません。

コースは常に同じなのか、試験官によって変わるのかはわかりませんが、参考までに記録しておきます。

試験項目(コース1)

  1. ハンドシグナル
  2. 停止状態からの発進の際のブラインドスポット確認、サイドミラー確認、バックミラー確認、ターンシグナル(ウィンカー)
  3. 駐車場内の制限速度厳守 (10mph)
  4. 信号での停止線手前停止
  5. 右折(赤の状態でも、安全を確認して右折)
  6. パラレルパーキング
  7. 後方直進走行(後方確認しながらの走行)
  8. 3ポイントターン(ブラインドスポット、ミラー、ターンシグナル、後方確認など)
  9. 住宅街走行
  10. 信号停止
  11. 右折(No Turn On Redがあるのでその場所では確実に停止)
  12. All Way Stop (4-Way Stop) での右折
マーク説明
S開始場所
E終了場所
T確認テスト実施場所
(図1 – コース1)

試験項目(コース2)

  1. ハンドシグナル
  2. 停止状態からの発進の際のブラインドスポット確認、サイドミラー確認、バックミラー確認、ターンシグナル(ウィンカー)
  3. 駐車場内の制限速度厳守 (10mph)
  4. 信号での停止線手前停止
  5. 右折(赤の状態でも、安全を確認して右折)
  6. パラレルパーキング
  7. 後方直進走行(後方確認しながらの走行)
  8. 3ポイントターン(ブラインドスポット、ミラー、ターンシグナル、後方確認など)
  9. 左折(複数車線への左折、手前のラインに入る)
  10. 主要道路走行
  11. 左折(左折専用レーン)
マーク説明
S開始場所
E終了場所
T確認テスト実施場所
(図2 – コース2)

マサチューセッツ州運転免許③ ロードテスト チェック項目

マサチューセッツ州のドライバーズライセンス(運転免許証)におけるロードテストは減点方式で合否判定されます。

  • PASS (合格) : エラー項目 (A-H) のチェックが 0-2 個の場合
  • FAIL (不合格) : エラー項目 (A-H) のチェックが 3 個以上の場合
  • IMMEDIATE FAIL (即不合格) : Critical Error のチェックが 1 個以上の場合

検査項目は以下の通り

  • 一発アウトのレッドカード (Critical Error)
    • 衝突事故
    • 衝突事故未遂
    • 危険な運転
    • 車の運転操作が未熟
    • 縁石にいずれかのタイヤひとつでもぶつかった場合
    • 試験官の指示を誤った場合
    • シートベルト違反
    • ハンドシグナル理解不足
    • 主要な車載機能の理解不足
    • 交差点を塞いだ場合
    • 信号違反
    • 制限速度違反(超過・遅すぎる)
    • 試験官の言動・物理的な行動による操作が必要となった場合
    • 黄色線・白線違反
    • 以下の状況・事項に対する減速対処違反
      • 緊急車両
      • 歩行者
      • スクールバス
      • 横断歩道
      • 信号
      • 交差点標識
  • 3ストライクアウト (Errors)
    • A 走行開始
      • ギア操作
      • ブラインドスポット確認
      • 走行車両確認
      • シグナル(ウィンカー)
      • スムーズな車道への移動
      • 手の位置
    • B 停止
      • スムーズなブレーキ
      • 車両の適切な停車
      • 完全な停止
      • 不必要な停止がないこと
      • 適切な減速
      • シグナル(ウィンカー)
    • C 駐車
      • シグナル(ウィンカー)
      • 走行車両確認
      • 位置修正は一回以内での適切な位置への確定と駐車
      • パラレルパーキング(縦列駐車)
    • D 斜面操作
      • 前方・後方への移動抑制
      • エマージェンシーブレーキ(サイドブレーキ)の適切な操作
      • 適切なシグナル(ウィンカー)
      • 斜面停車におけるタイヤ位置の操作
    • E 後方走行 (50フィート)
      • ブラインドスポットの確認
      • 右肩越しの後方確認
      • スムーズなスピードによる後方走行
      • 走行車両に対する安全な対処
      • まっすぐな位置の保持
    • F スリーポイントターン
      • シグナル(ウィンカー)
      • 走行車両確認
      • ブラインドスポット確認
      • 対向車に対する減速
      • 適切な後方走行技術
      • 適切なターンの回数
    • G ターン(右折・左折)
      • シグナル(ウィンカー)
      • 走行車両の確認
      • 正しいレーンでの走行
      • 適切な減速
      • トラベルレーン妨害をしないこと
      • 適切な速度
      • 適切なハンドル操作技術
      • ターンが過度に大回りでなくまた小回りすぎないこと
    • H レーン変更
      • シグナル(ウィンカー)
      • 走行車両確認
      • ブラインドスポット確認
      • 適切な合流
      • レーンキープ
      • シグナルのキャンセル(ウィンカー停止)

特に「ハンドシグナルを知らなかったり、正しい形での操作ができない」「縁石にぶつかってしまったり乗り上げてしまう」「試験官にブレーキを踏まれたりハンドルを操作される」「制限速度を超えてしまう」などは一発アウトなので、そのあたりは確実に押さえておきたい点です。

試験会場の駐車場内などは制限速度がかなり低い場合があるので、そのあたりもしっかり把握しておく必要があります。

L1ブランケットVISAの人は米国外渡航時にI-129Sを忘れずに

完全に誤解していました。

L-1 VISA で米国就労・入国しています。この VISA には付随の書類である I-129S というそれなりの枚数になる分厚いドキュメントがあります。

この書類、「初回入国時にのみ必要」と理解していました。

そして、この理解 = 誤りが災いしました。

米国入国審査

先日の英国出張からの米国入国時。

検査官「I-129Sは持っているか?」

私「(?)今は持っていない。家にある。初回入国のみに必要と理解していた」

検査官「どうやったらお前を証明できるんだ?入国させられない。」

私「。。。( orz )。。。」

検査官「下の階に行って検証することになるからそこで待っておけ」

私「。。。」

別室送り

初体験です。

I-129sの不備のために結果として別室に軟禁されることになりました。検査官の方で書類確認後、カウンターに呼び出しされ、改めて入国審査が行われました。

なぜ持ってないのか、今回は例外ということ、今後繰り返すと別室での処理が長くなることなどいろいろ説明を受けたものの、なんとか無事に入国できました。結果として40分ほどその部屋に滞在しましたが、先に入室した人がまだ残っていたので、まだ短い方だったのかもしれません。

L-1 VISAを再確認

改めて L-1 VISA を確認してみると、以下のように記載が。

VISA付随ドキュメント、それなりの厚みにはなりますが、米国から海外に出国する際には必ず、そして手持ちで保有するようにしましょう。機内預けに書類を入れてしまうとバッゲージクレームまで受け取れないので、同じ状況に陥りますよ。

CS Driving School

マサチューセッツ州運転免許② ロードテストに向けて~CS ドライビングスクール

米国では運転免許を取得するために筆記テストとロードテストをパスする必要があります。マサチューセッツ州も同じです。

筆記テストについてはこちらの記事を参照。

ロードテストについては、以下のいずれかの方法で実施が可能。

  1. 個人保有の車を用いての実施
  2. ロードテストが認められたレンタカーを用いての実施
  3. ドライビングスクールの車を用いての実施

車の条件として、特に注意すべきなのは以下

  1. エマージェンシーブレーキ(サイドブレーキ)が運転席と助手席にあるスティックタイプであること(フットタイプだとテストできない)

バックモニターなどもテスト時に使用せず、後方を見るなどができれば問題ないですが、もしかしたら試験官によるかもしれませんので、事前確認した方がいいかもしれません。

さて、当初は知人の車を借りて個人でのロードテストを試みていましたが、仕事と重なり過去2回キャンセル。妻よりも先に取得して、フィードバックしようと思っていましたが、時間もかなり経過したため、2人同時に取得する方向に転換。知人に紹介してもらったドライビングスクールにて実施することに。

CS Driving School

CS Driving School

この CS Driving School の Premium Road Test Package にてロードテストに特化したレッスン、対策、そしてロードテストの対応ができます。

内容

  • ロードテスト対策レッスン
  • ロードテスト(日曜日)
  • 免許発行手続き(合格者のみ RMV にて代行手続き郵送対応)

詳細

項目 内容
金額 USD 250.00
レッスン時間 1時間
レッスン回数 1回
レッスン曜日 平日
レッスン送迎 自宅まであり
レッスン実施場所 ドライビングスクール・住宅界隈
レッスン内容 パラレルパーキング
後方直進走行
3ポイントターン
右折・左折
交差点(信号あり、信号なし)
ハンドシグナル
ターンシグナル(ウィンカー)
制限速度
加速・減速
ブレーキ
ロードテスト注意点説明
など
ロードテスト RMV Watertown
ロードテスト曜日 日曜日

少し、他のドライビングスクールより金額は高いと思いますが、ドライビングスクールまで運転しにいく必要がないのと、ロードテスト本番対策も含めて一通り説明してくれるので、決して悪くないと思います。

マサチューセッツ州運転免許① -仮免許 Learner’s Permit-

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