クレジットスコアの理解不足

渡米前から把握していたものあまり意識しておらず、まぁなんとかなるだろうと思っていましたが、現実には渡米してから失敗したと思いました。

クレジットカードを作るにはクレジットヒストリーが必要であり、それがない場合やスコアが低い場合にはカードを申請しても発行されません。

申請可能なクレジットカード

とは言うものの、海外から来た人間には当然ヒストリーはないので、そう簡単に作ることはできない。米国現地で発行する場合には、セキュアクレジットカードと呼ばれる種類のカードになることがほとんどで銀行口座に指定された額を常にデポジットとして保持しておく必要があり、カードのメリットは何もないものがほとんど。

新規渡米者の味方JAL USAとANA USAカード

さて、その事実に直面してしまい、渡米する日本人にとっては有名な2つの選択肢を検討することに。

  1. JAL USA Card http://www.jalusacard.com/jp/
  2. ANA USA Card http://www.anacardusa.com/

それぞれのカードについては検索すると多数出てくるのでここでは詳細は説明を割愛しますが、米国に移住する日本人が申請すると、よっぽどのことがない限り否認されることがないクレジットカード。

年会費はかかるものの、JAL もしくは ANA のマイルが加算される特典がついているので、特典が何もないカードでなくともクレジットヒストリーがない日本人がヒストリーをビルドしながらまず利用することができるカードとなる。

JAL にするか ANA にするかは過去にどちらを利用していたか、米国から日本への往来にどちらを使うか、年会費とマイル特典率でどちらが最適かなどで決めれば良いのかと思いますが、私の場合は過去実績から ANA USA Card を選択。(多くのボストン在住者は JAL 直航便を考えると JAL 派の方が多いとは思います)

申請

渡米数日間クレジット事情に直面し、何か選択肢はないものかと少しばかりリサーチした後、結果的に申請。

  1. 2月20日 – オンラインにて ANA USA Card 申請 http://www.anacardusa.com/
    • 実施中の「キャンペーンコード」を入力すること
  2. 2月20日 – 「ANA Card U.S.A. お申し込み確認メール」申請確認・必要書類・提出方法についてのメール受信
    • 必要書類
      • パスポートのコピー (顔写真のページ)
      • ソーシャル・セキュリティー・カードのコピー(取得されている方のみ)
      • 米国就労ビザのコピー (顔写真のページ)
      • 米国運転免許証のコピー(仮免許証でも可) **ご自宅に、当カードの郵送をご希望される方のみ。
    • 申請方法
      • オンライン問い合わせフォームへの添付 → スピード重視でこちらで書類送付
      • FAX
      • 郵送
  3. 2月21日 – 「入会審査書類受領のご報告」メール受信
  4. 2月23日 – 「ANA CARD U.S.A.:クレジットカード発行前のご本人様確認」メール受信
    • ANA USA Card 窓口担当者との電話での確認(日本語)
    • 申請内容と身分の口頭確認
  5. 2月24日 – 「First Bankcard Online Credit Card Application Received」メール受信
  6. 2月25日 – 「First Bankcard Online Credit Card Application Approved」メール受信
  7. 2月27日 – 「ANA CARD U.S.A. ウェルカムEメールマガジン」メール受信
    • 日本のカード事情との違い、アクティベーションの方法、Autopay の設定などの解説
  8. 3月4日 – カード受領

私の場合、結果的に2週間で手元にカードが届きましたが書類の状況やタイミング、時節によっても状況は異なると思うので、何らかの選択肢が確実にない場合には、渡米前から事前申請されることをおすすめします。

クレジットヒストリーとはクレジットカードや自動車ローンなどでの負債額や支払い実績、延滞や未払い、保有しているカードやローンの数、また申請否認された実績などを総合的に記録したもの。それらをベースにスコアされたものがクレジットスコアであり、これをベースにカードの承認可否が判断される。

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