ボストン広域生活での出来事

Boston Cover Woodpecker

タグ: 図書館

Library of Things 〜モノの図書館

ボストン近郊の図書館では本、CD、DVD、Blu-Rayなど以外に「モノ」を借りることができるのご存じでしょうか? Library of Things と呼ばれるサービスで自分で購入するには…まずは試してから…というモノも借りられちゃうんです!

州や市などにもよるかもしれませんが、CDなどは2〜30年以上前からやっていて日本のCDレンタルとは異なり図書館で借りれるんだと感動した記憶があります。

さてその公共の図書館、私の居住区ではここ3〜4年でさらに他のものを借りることができるようになりました。「モノ」が借りれるようになったんです。

モノ Library of Things って?

生活で必要だけど毎日使わないようなもの、またゲームなど娯楽で使いたいものが借りられるんです!実際にこんなもの借りてみました!

Library of Things
Library of Things

Ricoh Theta – 360度カメラ

スマホのアプリを使わずに一瞬で360度全方向を撮影することができるカメラ。高価なカメラだし、どの程度利用するかわからないので図書館で借りて利用してみるには最適な「モノ」。他のものよりも高額なため、借りる際に紛失時などの誓約書にサインをしました。

ボストンダウンタウンに行った時とスキーに行った時に使ってみたけど、なかなか面白い写真が撮れます。Facebookなど360度画像に対応しているSNSなどでシェアもできます。

ボストンダウンタウン (Ricoh Theta 撮影)

Ticket to Ride North America – ボードゲーム

以前から気になっていたボードゲーム。やったことがないので購入までに至ることがなくて、でも図書館の「モノ」として借りることができました!

Ticket to Ride 北米版

YouTubeで遊び方を調べて、実際に遊んでみたら、結構ハマりました。

Ticket to Ride Europe – ボードゲーム

Ticket to Rideには異なるバージョンがあり、欧州版も「モノ」で借りることができました。

Ticket to Ride 欧州版

ルールが少し異なるのでこれもYouTubeでまず理解!少しルールが複雑になっていて北米版とは異なる楽しみがありました。

Cricut Joy – カッティングマシン

これも気になっていたモノ。専用のアプリを入れて既存デザインを選ぶか自分で設計し、専用のマットにカードに使えるような厚めの紙を敷いてカッティングします。利用頻度が頻繁じゃない人は早めに借りてカッティングしておけばカードの準備できそうですよね!

金属探知機

部屋のカーペットに落としてしまった小さな金属部品を見つけるために借りたんだけど… フロアには金属の部分が多すぎて結果的に私の目的としては使い物にはなりませんでした(笑)

iRig 2ギターエフェクターアンプ

iPhoneやAndroidのアプリを通じてギターにエフェクターをかけてヘッドホンで聞いたり、録音したりすることができます。自宅にエフェクターがない場合や、ライン録りしたい場合に良いです。

借りられるモノの一例

実際に借りたモノは上に書きましたが、他にも例えば以下のようなものがあります。

  • 低音調理器
  • ネガフィルムスキャナー
  • アクションカメラ
  • 温度センサー
  • モバイルホットスポット
  • ボードゲーム
  • ジグソーパズル
  • ビデオテープDVD変換器
  • その他

個人的にネガフィルムスキャナー持ってるんですが、正直言ってこれなんか借りたら良かったなぁってやつですね。一度使ったきりでそれ以来使ってません!

マサチューセッツ州のどの市で借りられるの?

さて、実際どこの図書館なら借りられるのか。マサチューセッツ州では数多くの市で借りることができます。市によって扱いの「モノ」が違うと思いますので詳細はお住まいの図書館で調べてみてください。

例えばボストン近郊だと以下の街ではLibrary of Thingsをやっています。

さらに広域は以下のマップを参照してください

Library of Things 取り扱いの図書館マップ

HTTPS://GUIDES.MASSLIBSYSTEM.ORG/THINGS/MAP

参考

【終了】ボストン図書館メンバー2019年6月中ボストン美術館の入場無料

2019年4月7日から8月4日まで、ボストン美術館にて「Toulouse-Lautrec and the Stars of Paris」(妙約: トゥールーズ・ロートレックとパリの巨匠アーティスト展)開催中。

https://www.mfa.org/exhibitions/toulouse-lautrec-and-the-stars-of-paris

mofa-exhibition

ボストン美術館は見るところが盛りだくさんの美術館。

バンカメのカードホルダーは毎月第一土日にこのボストン美術館を無料で観覧できることはMoFA Boston -ボストン美術館をバンカメ特典で無料見学-で紹介したが、今回も同じような無料見学のお話し。

ボストン図書館メンバーは6月中無料観覧

なんと、Boston Public Libraryのカードホルダーは6月中限定で無料でボストン美術館を見学することができるのである。

mofa-exhibition-bpl

ボストン図書館メンバーにはMA州民は全員がなることが可能。

https://boston.takarocks.com/2019/01/06/boston-public-library-for-all-ma-residents/

6月中、見に行かなくては

ボストン公立図書館はマサチューセッツ州民・勤務者が会員対象

マサチューセッツ州では居住している市のパブリックライブラリ (公立図書館) のメンバーになることができる。書籍、CD、DVD、Blu-Rayなどのレンタルが可能となる他、市によってはLibrary of Things (モノの図書館) といってゲームや家電、電子機器なども借りることができる。加えて、市によっては居住者でなくても、職場がその市にある場合にはメンバーになれるところもある。米国の他の州もおそらくこのようなルールが大半だと思う。

ボストン公立図書館対象者

通常は前述のように「市」「町」の居住者や勤務者が対象だが、ボストン・パブリック・ライブラリ (BPL) は実はボストン市民だけでなく以下の条件の人が対象となる。こちらに住んでもう3年近くになるが、はじめて知った。

  • マサチューセッツ州民
  • マサチューセッツ州に住居を保有
  • マサチューセッツ州に勤務

カードの申請は簡単で、いずれかのボストン・パブリック・ライブラリ (ボストン公立図書館) に出向き、住所を証明できるドライバーズライセンス (運転免許証) などを提示するだけ。その場でカードが発行される。

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ボストン 公立図書館 所在

ボストン市は広域に渡っているため図書館は26ヶ所あり、所在地も Boston, East Boston, South Boston だけでなくAllston, Brighton, Charlestown, Dorchester, Hyde Park, Jamaica Plain, Mattapan, Roslindale, Roxbury, West Roxburyにもある。

bpl-1-map

最寄りのライブラリのメンバーであれば基本的には用は足りる。

ミュージアムパス

ボストン・パブリック・ライブラリ (BPL) のメンバーになった場合の大きなメリットはミュージアムパス。対象施設になっている美術館が割引で利用できる。例えばボストン美術館 (Museum of Fine Arts)や水族館なども対象。ミュージアムパスは全図書館で取り扱っているものもあれば、限定された図書館でのみ発行されているものもあるので、気になる施設を Museum Pass のページにて確認されたい。

BPL圏外に在住するマサチューセッツ州民でも、BPL界隈に勤務している場合や、市内に訪問することがある場合にはタイミングを見つけてメンバーになっておくことをオススメしたい。

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