ボストン広域生活での出来事

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タグ: アメリカン航空

JALボストン成田直行便特典航空券~パートナー航空会社&上位クラスの確認も忘れずに~

日本とボストンの唯一の直行便であるボストン成田間JAL7便/8便。その便をマイルを使った特典航空券を予約する時の話。

結論から話をすると、通常時のマイル数でエコノミークラスの特典航空券がとれない場合には上位クラスのプレミアムエコノミーやパートナー航空会社も調べた方がいいという話。詳細は続きを。

目次

JALエコノミークラス特典航空券の検索

日程にある程度の縛りがあるため自由に日付を選べない状況。まずはリサーチでJALで特典航空券を購入しようと候補の数日にて調査。ここはエコノミークラスから検索。

その結果がこちら。

jal-bos-nrt-eco-miles-1800x2000

状況

  • 通常時よりも多くのマイル数が必要
  • そして多くのマイル数でとれる日程がこの週においては木曜日と金曜日のみ

往路便のみで必要なマイル数は

102,000マイル

少ないマイルで特典航空券を取得できる時に必要なのは

25,000マイル

よって通常よりも77,000マイルも多く必要になる。

片道追加分でもう1人エコノミーで日本往復できてしまうくらいのマイルを消費しないといけない状況。そして空きがあるのはこの日程では木と金のみ。ちょうど予約がいっぱいで空きがないために必要マイル数が多く設定されている模様。JALは改変で必要マイル数が変動するようになりましたよね。

ちなみに画面ショットは割愛するが復路は25,000マイルで空きがある。問題は往路をどうするか。

さぁ困った。

アメリカン航空で検索

ワンワールドのアメリカン航空でJAL特典航空券をとれるので、特典航空券を検索。

残念ながら、他の日程ではいくつか空席が確認できるものの、該当日程ではアメリカンのサイトでは出てこない。もしかしたら通常マイル数でとれる日程しかアメリカン航空では取得できないとか?

ちなみにアメリカン航空のサイトでJALを見つけるのはちょっと面倒だがうまくフィルター使うと旧画面、新画面両方ともチェック可能。

ブリティッシュ航空で検索

同じくワンワールドのBAにて検索。

AAの時と同じくエコノミーは特典航空券空席ゼロ。JAL特典航空券が必要マイル変動するようにしたのは、もしかしたら通常の空きがなくなってもJAL直においては特典が使えるようにした措置なのかな?と思い始める。

ただ面白いことにエコノミーは空席ゼロなのにプレミアムエコノミーは空席アリの状況。

ba-bos-nrt-thu

参考までにプレミアムエコノミーで取得した場合のマイル数はこちら

ba-bos-nrt-pre-eco-miles-3

特典航空券で獲得できるのはプラス材料だが必要マイル数がそれなりに多い。BAのAviosが溜まっている人には朗報かもしれないが。

144,500マイル (片道72,250マイル)

JALにてプレミアムエコノミーの空き状況を検索

振り出しに戻ってJALに。エコノミーしか考えていなかったけど、BAでプレミアムエコノミーがあることがわかったので、JALでとれないはずがない。ということで改めて検索。

その結果がこちら

jal-bos-nrt-pre-eco-miles-1800x2000

同じ日程で、なんとエコノミーよりも少ないマイル数で獲得できることが判明。

往路片道分は

32,500マイル

通常エコノミーの25,000に+7.500マイルするだけでプレミアムエコノミーで飛ぶことができる。そしてこの日程においてはエコノミーの方が多くのマイルが必要な状況。

必要マイル/ポイント数 (片道) の整理

さてこの日程における特典航空券を取得する方法を改めて整理

 エコノミープレミアムエコノミー
JAL102,00032,500
AAN/AN/A
BAN/A72,250

通常時に必要なマイル/ポイント数 (片道) と諸経費

参考までに、通常時に必要なマイル/ポイント数は以下の通り

 エコノミープレミアムエコノミー諸経費 BOS→TYOTYO→BOS
JAL25,00032,500$259.70$296.80
AA35,00050,000$5.60$42.70
BA36,25072,250
AS37,50050,000$19.00$56.00
CX40,000不明HKD2,066HKD2,237

結論 ~上位クラスの確認を忘れずに~

今回の日程条件においてはJALにてプレミアムエコノミーで特典航空券を取得した方が賢いことがわかる。

最初の調査で盲点だったのは、プレミアムエコノミーの方が必要マイル数が少なくなるということは考えもせず、エコノミーだけで調査をしていたが結果的にはあきらめずにプレミアムエコノミーも調査しておいた方が良いということ。

さぁ、最後の問題はJAL, AA, BAに必要なマイル/ポイント数があるかということ。特に米国生活をしていて日本や海外への飛行が皆無な生活をしている場合、海外航空会社のマイルが溜まっていないケースがほとんど。さまざまなポイントからフリクエントフライヤーに交換する方法についてはこちらのブログ記事「フリクエントフライヤーへのポイント交換」を参考に。

エア・カナダ、シンガポール航空、アラスカ航空にてセール中 -サイバーマンデー2018-

航空会社もブラックフライデー/サイバーマンデーでセール実施中。諸条件があるので、かならずしも適当なものが手に入れられるかはその時次第だが、うまくあえば儲けもの。

エア・カナダ – Air Canada

フライト料金の15%ディスカウント。ボストン-東京の夏休み期間中のフライトを検索してみたが、期間対象外。よく見ると、以下のように条件が設定されているため2月や4月のスクールバケーションウィークの際にうまく使えるといいかもしれない。

Travel valid from January 10, 2019 until June 15, 2019

アラスカ航空 – Alaska Airlines

西海岸方面に強いアラスカ航空でボストンから旅行を計画するのもひとつ。アラスカ航空は少ないマイルで提携会社の特典旅行に使えたりするので、人気あるみたい。例えばJALの特典航空券に変えたりすることもできる。

ロス、ポートランド、サンディエゴ、サンフランシスコなどがプロモーション価格で出ているが他にも要チェック。

ちなみに8/13にボストンからロスへのフライトをチェックしたところ以下のような値段設定であまりお得感を感じない。

  • Saver fare $184
  • Main fare $214

よくよく調べて見たらフライト対象期間が設定されていて、かつ2月のスクールバケーションウィークも外れているので、平日に飛ぶ人にはお得な設定にしかならない模様。

Travel is valid Tuesdays, Wednesdays, and Saturdays from January 8, 2019 – February 13, 2019.

シンガポール航空 – Singapore Airlines

ボストンからのセールはないので、BOS-LAXはなんとかするという前提でLAX-NRTを確保するというのはありかもしれない。が、これも日程の条件があるので要注意。路線ごとに条件が異なるようだが、LAX-NRTに関しては期間の条件が以下の通り。日本の夏休み期間中であればお得に日本帰国できるかもしれない。もちろん、BOS-LAXをなんとかするという条件つきで。

Travel period
・Outbound travel period:16 July 2019 to 31 October 2019
・Travel completion date: 31 October 2019

その他、ニューヨーク発のアジア路線などもセール中。うまく対象期間を見つけて旅行に行くのもありかもしれない。

アメリカン航空 – American Airlines

番外編として、ブラックフライデーセールをやっていたアメリカン航空の情報。

航空券ではなくて、マイル購入・ギフトマイル購入の際のボーナスポイントを実施中。僕はマイルは買わないのであまりメリットを感じないが、もし追加で買うような人にはお得なのかも。

JAL, ANA, JetBlueなどは目立ったセールはこの時期はやらないみたいですね。

American Airlines Logo

航空会社の遅延理由 – アメリカン航空 –

米国内の国内出張は仕事柄多い。いくつか航空会社を利用したが、アメリカン航空の遅延理由があまりにも「驚き」だったのでちょっと整理しておきたい。

American Airlines Logo

Crew Rest Delay

ん?

まず、最初の感想。

その名前の通り、フライトクルーが休憩をするために発生する遅延。

過去、2度経験があり、いずれもアメリカン航空。

Crew Rest Delay前日の最終便到着が何らかの理由により遅延し、その結果翌日朝搭乗するクルーが十分な休養がとれないために発生する遅延

確かに、寝不足でフライトされても困るし、安全第一でお願いしたい。しかしながら、当然乗り継ぎ便がある人は大きな影響を受けるわけである。機材不良のような機械的なものならまだしも、クルーであれば他のクルーが代打するなどできればと思うのですが、おそらく経路や経験などの観点からそうもいかないのでしょう。

私は目的地までの直行便でしたので遅延以外の影響はありませんでしたが、乗り継ぎ便の時間が短い人はアナウンスされており、別の便への変更を案内されていました。

First Officer Arrival Delay

これも驚き。

First Officer Arrival Delay「First officer (副操縦士) の到着が遅れているために発生する遅延」

出発時刻になっても到着しないわけで、当然間に合いません。Crew Rest Delay の打撃だけでなく、この First Officer Arrival Delay が今回のフライトでは発生し、さらに遅延したという状況。

もちろん予期せぬ状況で遅延してしまい、クルー調整ができずというのはあるのでしょうが、もう少し人材調整ができるといいのになぁと思うのでした。

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